<   2013年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

ヤクルトのバレンティン選手が王貞治の持つシーズン本塁打記録55本を塗り替えた。来日3年で日本野球に完全に対応したバレンティン選手は素晴らしいと思う。記録更新は実に49年振りのことだそうだ。これまでローズ、カブレラ選手が55本に並んだけれど、徹底した四球攻勢を始めとする有形無形の妨害で更新を阻んできた野球界だが、20試合も残してタイに並んだ今回ばかりは観念したということだろう。あれ程自己の記録に固執した王さんも流石に今回は後ろ向きな態度を見せることは出来なかったようだ。しかし、この間その聖域意識、鎖国主義が日本のプロ野球を一層つまらないものにして、人気の凋落の原因の一つになったことは疑いないだろう。「我々はメジャー崩れに負けまいとの意識で頑張ってきた。出来れば日本人に記録を更新してほしかった。」というノムさんの気持ちは理解できるけれど、今となっては時代錯誤だろう。

折角の新記録もメジャーなテレビ局での中継がなく、テレビ離れもますます進むだろう。テレビは芸のないお笑い芸人とおバカタレントのバラエティや、演技力のない役者のありきたりなドラマばかりで、テレビ本来の優位性を生かした番組は殆どなく、その使命を見失っている。つままらない時代になったものだとつくづく思う。

田中マー君の開幕21連勝は称賛しきれないほどの記録だと思う。稲尾の20連勝の時はリリーフが8つも含まれており、しかも豊田泰光氏によれば、初回に5点入れると先発投手を下ろし、稲尾にリリーフさせて無理やり連勝記録を伸ばさせたそうだ。全て先発で完投が多いマー君の記録は凄いとしか言いようがない。「本当に欲しいのは優勝。」というマー君の発言もかっこいい。高校以来これほど人間的にも成長したアスリートも少ないのではないか。
[PR]
本稿から「ですます調」を辞め「である調」にします。日記と言う性格上お許し願います。

2020オリンピックが東京に決まり、日本中大喜びだが、個人的には複雑な心境である。勿論日本でやれれば国民の気分も経済も盛り上がるし、世界の中で日本の実力をアピールできて良いことなのだが、そう単純な話でもないように思う。

イスラム圏初と言うイスタンブルが圧倒的に有利だったと思うが、政情不安と言う理由でこけてしまい、2024にパリで開きたいとの欧州勢の思惑からマドリッドも外れ、結果的に東京が圧勝した次第なのだろう。勝負は水物だとつくづく思う。

日本は福島の汚染水問題があって、絶対に無理と思っていたが、安倍首相が安全を請け負うスピーチをしたことと、他のプレゼンターのプレゼンが印象的だったことで、逆転勝利を得たのだろう。しかし安倍首相の「原発汚染水は湾内の300M四方に閉じ込められ、完全にコントロール出来ている。」とのコメントは国民もマスコミも誰も知らなかった事態で、それをいきなりあの場で言うのもおかしいし、「完全にはコントロールできていない。」と言う事実に鑑みれば明らかに虚偽のスピーチである。日本の首相は鳩山も麻生も安倍も皆嘘つきと言う評判になりかねない。嘘をついてオリンピックを東京に持ってきたのだから情けない話である。勿論滝クリも太田選手も、佐藤選手もそれぞれよくやったとは思うけど・・・。

さっきまで巨人vs横浜をテレビで見ていたが、阿部の飛球を巡ってビデオ判定になり、その判定に15分位掛かったことで完全に白けてしまった。ビデオを見れば明らかにポールの外側でファウルなのに、判定があまりに遅すぎる。横浜の投手の調子を落とす為としか思えない。解説の堀内も、「こんなのはビデオを見れば良いんですよ。」と言っておきながら、巨人に不利とみると「微妙ですね。」と口を濁す。全く解説の体を為していない。日テレのアナウンサーも同様。こんな理不尽な巨人贔屓がまかり通るから、野球人気はますます凋落し、オリンピック種目にも入らない。私も今後巨人戦のテレビは見ないだろう。野球さえ見なくなるかもしれない。フェアであることがスポーツの唯一最大の価値なのに、それが保たれないのでは野球も最早相撲並と言うことだろう。
[PR]