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先週末は関西で多忙な二日間でした。そもそも先週は女房が大阪の娘の
ところへ出掛けていたので、洗濯皿洗いなど家事ももやらねばならず、
女房帰宅時に不快感を持たれない様多少室内を小奇麗にした上で、土曜
早朝京都へ。10時半から京産大で開催される特別研究員研究成果発表会
に出席しました。私の1年後に京都検定1級を受かって研究員になった方々
の発表会です。昼を挟んで2時過ぎまで8人の方が発表されました。今が
旬の「山本覚馬」等、どれも京都に因んだ興味ある研究ばかりでしたが、
プレゼンの巧拙も大きなポイントだと改めて思いました。

終了後大阪へ出て、夜は梅田で以前勤務していた会社の元同僚でOBの
二人と飲み会。二人とも私より年上ですが、お元気にやっておられます。

翌日曜は午前中母校の中学高校の創立75周年記念OB会並びに新校舎
完成祝賀会。母校は六甲山の中腹にあり、学校迄の急な坂が名物の一つ
ですが、この日は年配OBに配慮して阪急六甲からタクシーを無料で使用
出来るということでした。勿論私は歩いて登りましたが。旧校舎は阪神大
震災で持ち堪えたものの、築70年を超え、その後の調査で耐震性に問題
ありとの立て替えたものです。5階建ての素晴らしい校舎になりました。
中の廊下や階段は昔の儘で、古いものを使用したのかと思いましたが、
古い感じを出す技術を使ったのだそうで、東京駅とやり方が似ています。
最上階にある図書館等素晴らしい環境で、今の生徒が羨ましいほどです。

午後は大阪平野まで行き、来週に迫ったコンサートの最後の練習。今回は
練習不足で正直未だ出来ないところがかなりあります。ゲネプロ形式で
全曲通したので、不十分なところを今週カラオケボックスで個人練習する
所存。先々週からの風邪はほぼ治ったので体調は問題なさそうです。
東宝喜劇シリーズ50巻の発売が始まりました。クレージーキャッツ、社長
シリーズ、駅前シリーズ、てなもんやシリーズ等全50巻、再来年2月まで
隔週1巻ずつ発売だそうです。

全部買うつもりはないものの、クレージーと社長シリーズ、てなもんやは
ある程度買い揃えたいと思っています。クレージーは断然当時のテレビが
面白く、映画はあまり見ませんでしたが、最近読んだ犬塚弘さんの自伝で
触発されたので、改めて鑑賞したいと思います。社長物は私の評価では
寅さんより上で、大人の鑑賞に堪える喜劇ですから、実に嬉しい企画です。

森繁、三木のり平、加東大介、フランキー堺等が演じるアドリブだらけの
快演は、小津映画の正反対の極にあるもので、どちらも徹しているから
面白いのでしょう。
3月に続いて又風邪をひいてしまいました。やはり年ですね。以前鍛えて
いた頃は風邪など全くひかなかったのですが、最近は十分鍛えている
のに簡単に風邪をひいてしまいます。

鍛えているという安心感が過信になっているのと同時に、歳と共に抵抗力
が低下しているからでもあるのでしょう。10日ほど前に大雨の中桜を観に
草加まで行ったのが原因だと思いますが、翌日微熱が出て、大したこと
ないと思っている内、日が経つにつれ症状が加わってきて、今朝は喉の
痛み、咳と痰、鼻水と相当な重さで病院に行ってきました。

1時間以上待って診察、薬局で薬を調剤してもらった後、申し込んでいた
本が届いているので、図書館へ取りに行き、それで午前中が終了。

午後は昼食後2時間ほど寝てからプロ野球観戦。菅野投手のルーキー
離れした落ち着いたピッチングには驚かされます。これで昨年日ハムに
入って活躍していれば、間違いなくファンになっていたことでしょう。
テレビ解説は表の山本監督と水野氏が全く面白くないので、裏のズムサタ
トリオ(上重アナ、亀梨、宮本元巨人投手)で観ていました。上重は立教の
元エースで完全試合投手だけにピッチング解説は一味違うし、宮ちゃんも
巨人選手の雑ネタ豊富で面白いことこの上なしでした。今朝のズームイン
サタデーが淡路地震で流れたので、エネルギーも余っていたのでしょう。

それにしても今朝の地震には驚かされました。朝の早い義母からの電話で
知りました。阪神淡路を髣髴させる震災でしたが、規模が一回り小さいと
被害は結構少ないものなんですね。悲惨な大事に至らず良かったです。
去年の暮れ頃からシェイクスピアを全巻読もうと思い立ち、小田島雄志氏
の翻訳本を読んでいます。まだ10冊目、全部で37冊だから1/4です。
極力初期の物から読んでいますが、正直それ程面白くありません。
理由の一つは、訳者小田島氏のダジャレというか親父ギャグの多さで、
特に喜劇は連発されます。原書にも英語での洒落や地口があるので、
それを日本語のギャグに置き換えるのに腐心されているのでしょうし、
解説ではそれを褒めているのですが、どうも私の笑いのセンスとは
合わないようです。これ迄読んだ中では「リチャード3世」と「ヴェニスの
商人」が面白かったです。

「至高の日本ジャズ史」相倉久人著集英社文庫。日本のジャズ批評の
第一人者の著者が戦後~1970年代辺りの日本でのジャズを語った
もので、貴重な記録と言えます。博学且つクールな批評で、私は高校の頃
から一目置いていました。本書は少し自慢話も多く、並の年寄りになった
感も少しあります。日本を離れアメリカで活躍した穐吉敏子等にかなり
冷たい辺り、内弁慶乃至国内偏重でバランスを欠くようにも思います。

「御宿かわせみ・蘭陵王の恋」平岩弓枝著。「御宿かわせみ」シリーズの
最新刊。明治の世になり主人公は神林東吾ではなく、医者になった麻太郎
で、総じて若い世代中心になっていますが、るいやお吉、嘉助も健在です。
まあ、安心して読めますが、江戸の剣豪ではなく明治の医者が主人公では
やや物足りなさが残るようです。
by nakayanh | 2013-04-03 08:46 | 読書
期末だからという訳でもないのですが、ばたばたして2週間余り書込みが
空いてしまいました。最近気に入ったものを幾つか。

ここ2年ほど産経新聞を購読していたのですが、原発再稼働への余りの
熱心さに辟易して、今年初めから東京新聞に代えました。その夕刊に
先週まで「この道・最後のクレイジー」と題して犬塚弘氏が自伝を綴って
いました。途中からでしたが非常に面白かったです。クレイジー時代から
そうでしたが、人柄が温厚で出しゃばらず、手堅く自分の役割をこなし、
協調性に富む彼の人柄が出た温かい文章でした。それでいてクレイジー
のメンバーそれぞれの性格をよく捉え、エピソードたっぷりの読み物で、
貴重な資料とも言えます。6月に単行本になるそうなので、ぜひ買いたい
と思います。

3/31に京都の国立博物館で狩野山楽・山雪展を観てきました。展覧会
初日の開館直後でしたが、そこそこの入りでした。所謂京狩野という一派
ですが、探幽ら狩野派本家筋が江戸に去ったことや、秀吉に関係が深かっ
たこと等で山楽、山雪はかなり苦労したようです。絵は素晴らしいもの
ばかりでした。山楽の豪快さ雄大さ、山雪はユーモアや茶目っ気もあって
魅力的です。二人の作品がこれだけ揃うのは初めてでしょう。素晴らしい
企画だと思います。

本屋でふと手に取った本を衝動買いし、一気に読みました。北川智子著
「ハーバード白熱日本史教室」新潮新書です。今年未だ33歳の若い方です
が、日本の高校を出て、カナダの大学に進み、理系を学んでいたのに、
ひょんなことから日本史に移り、ハーバードで日本史の講師として絶賛を
浴びるというユニークな方です。学者としての実績はまだ多くないので
しょうが、女性が全く出てこない既存の日本史に疑問を感じ、日本史の
捉え方を一変して、教育指導法も工夫し、学生からの評価が極めて高く、
地味な日本史をハーバードで最高の人気授業にした、その方法が隠さず
綴られていて痛快です。この人気は続くのか、学者としての実績も評価
されるか、疑問・未知数も多いですが、アイデアと行動力抜群の人だけに
十分期待出来ます。