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土日の二日間夕方から深夜までオリンピックを観戦しました。
どの競技も勝ち抜いてきた強豪の相手のあることで、勝つのは難しいもの
ですね。

嬉しかったのは重量挙げ三宅選手の銀メダルと、競泳男子個人メドレー
萩野選手と女子アーチェリーの銅メダルです。三宅も萩野も自己ベストを
大きく更新してのメダルですから立派です。

柔道は予想通り厳しい展開です。意外に男子が健闘していますが、試合
振りは一本勝ちに拘る故か相変わらず組み手で苦労して、技を掛けるのが
遅く相手にポイントを先行され、焦って自滅するケースが多いようです。
福見、中村選手のメダルなしは意外でした。中村は組合せが不運な面も
あったのでしょうが、集中力がなかったとも思えます。福見は勝ちたい
気持ばかりが先行し、心技体の心の部分で欠けているようにも見えます。
常に怒ったような仏頂面は仮免大関稀勢の里と共通するように思えます。
福見をそのように追いやったのは柔道連盟のせいでもある訳で、前々回の
五輪に谷に勝った福見を代表にしていれば、3連覇していたでしょう。
日本柔道の勝負の遅さを見ていると、日本男子サッカーの攻めの遅さと
共通するようにも思えます。
体操内村選手の苦戦も予想外ですが、自ら「団体金」ばかり言っていて、
自分の演技に集中してなかったのか、慢心があったからなのか、いずれに
しても残念ですが、これからの演技で立ち直して欲しいものです。
いよいよロンドンオリンピックが開幕します。その前哨戦とも言うべき
サッカー予選第一戦で男女共快勝しました。これ以上ないスタートと
言えるでしょう。

特になでしこジャパンの1点目の鮮やかさは芸術的なまでに見事な
ものでした。前半2:0は申し分ない展開でしたが、後半やや守りに
入ったのが残念です。大儀見が決定的シュートチャンスを逃したのも
痛い。楽勝とみてやや軽めに蹴ったためディフェンスが間に合ったの
でしょう。ラスト15分はNHKのアナウンサーも解説の宮本氏も逃げ切り
ばかり強調していました。どうも日本人は本質的に攻めるのが苦手の
ようです。カナダだからあれで勝てたのでしょうが、体格スピードとも
上回るアメリカ相手では逃げ切ることはできないでしょう。

サムライジャパンがスペインに勝つとは全く予想していませんでした。
不明を恥じねばなりません。飲み会帰りで後半の一部しか生で観て
いないので、何とも言えませんが、やはりもう少し点が取れても良い
場面がありました。

これから2週間は観戦に忙しく、睡眠時間も不規則になりそうなので、
精々昼寝をして体力を温存しようと思います。
今朝のニュースには吃驚しました。8時前に移籍のニュースをテレビで
聞き、8時からの記者会見を見てルーティンワークのアスレチックジムへ
行ったのですが、11時頃エアロバイクを漕いでいたら、ヤンキースの黒田が
投げていて、観るともなく観ていたら、何とイチローがヤンキースのユニ
フォームを着ていて、しかも試合相手がマリナーズ、セーフコ球場です。
まあ、流石ビジネスライクなアメリカならではでしょうが、それにしても
驚きました。シアトルファンのスタンディングオベーションを受けて初
打席、センター前クリーンヒット、直ぐ2盗、そこまで見てトレーニング
を終了しました。

200本安打が途切れ、オールスターも逃した昨年に続き、今シーズンも
不調でしたから移籍もあり得るとは思いましたが、何と本人が球団に
申し出たとのことで、余程マンネリと言うか、モチベーションが保てなく
なっていたのでしょう。ヤンキースで活躍できるかは疑問ですが、今の
ままじり貧になるより新しい環境、且つ強いチームでもう一花咲かせよう
という気持ちは判るような気がします。それにしてもよくヤンキーズが
受けてくれたものです。

問題はヤンキーズのメンバーにうまく受け入れられるか、チームに溶け
込めるかに掛かってくるでしょう。何と言ってもヤンキーズには不動の
名1番打者デレク・ジータがいますから、今日のように8番か2番辺り
を打つのでしょうか。2番だと犠打を求められるでしょうから、悪球でも
打ちたがるイチローがチームプレイに徹することが出来るかどうか?。
ジータは松井と仲が良い「情」の人でもありますから、イチローとは合わ
ないような気もします。無骨だけれど誠意が感じられる黒田は既に
チームに受け入れられた感がありますが、イチローはどうでしょう。
大リーグ12年目で未だに日本語でしか記者会見しないイチローの
融通の利かなさが心配です。
午前中ジムでトレーニング、午後は自宅で明日の古文書講座の予習。
これから大相撲、プロ野球オールスター第二戦、サッカーU23壮行試合、
ゴルフ全英オープンとスポーツ花盛りで、しかもフジTVの27時間テレビも
ありますから、大忙しです。

大相撲名古屋場所は、前半客席がガラガラでしたが、日馬富士が珍しく
やる気を出して頑張っていますので、少しは盛り上がってきたようです。
それにしても私が以前から問題視している仮免大関の稀勢の里の土俵
態度の悪さは問題で、19日の把瑠都戦では立ち合い手を付かず、勝負
審判の注意も聞かず、酷いものでした。そもそも勝ち星の足りないのを
無理やり大関にした貴乃花に問題があるのですが・・。

プロ野球のオールスターは昔に比べて本当に魅力がなくなりました。
実力本位且つ一試合の大リーグと比べ、斉藤祐樹が選ばれるという、贔屓
の引き倒しのような選手選出や3試合もやるという中身の薄さでは、仕方も
ないでしょう。プロ野球人気の凋落はまだ止まりそうにありません。

サッカーU23はフル代表に比べ経験不足で、得点能力も低くオリンピック
での活躍はあまり望めそうにありません。先日のベラルーシ戦では杉本
選手が決めて辛うじて勝ちましたが、杉本にパスした選手が何故自ら
シュートしないのか不思議でなりませんでした。

ゴルフ全英オープンは、石川遼選手は予想通り?予選落ちで、T.ウッズが
完全復活するかどうかが最大の見ものでしょう。

27時間テレビは勿論全部見る程ではありませんが、草薙君の走りっぷりは
少し見ものです。それなりにトレーニングを積んでいるようですから。
番組内容も日テレのように変に善意を表に出さず、軽い内容なのが私には
却って好ましく思えます。
祇園祭を見てきました。16日の宵山、17日の山鉾巡行共猛暑でしたが、
素晴らしい天気で祇園祭らしくて楽しめました。巡行を現地で観たのは
3回目でしょうか、いずれも夏らしい良い天気の日でした。祇園祭に雨は
似合いません。

宵山は午後に各山鉾町を見て回りましたが、暑い中どこも大層な人出で
賑わっていました。今年142年振りに唐櫃巡行で復活する大船鉾の町内
で京都検定仲間の方が粽配りを手伝っているとのことで探したのですが、
残念ながら見つからず、他全33基の山鉾町の内8割方を覗きました。
宵山は夜までイベントが多く、出来れば夜中の日和神楽まで見たいところ
ですが、京都に宿を取れなかったため、諦めて夕方新大阪の安ホテルに
行きました。

翌朝7時半にホテルを出、烏丸に8時半頃着。四条通の大丸近くで巡行を
見物しました。9時スタートで全部通るのにおyp祖3時間半。くじ改め手前
の場所なので、結構巡行が止まることが多いですが、それはそれで各町の
役員や曳手、車方、囃子方、屋根方等の様子が楽しめました。平日の
火曜日とあって以前見た時より見物客が少な目で、多少余裕をもって
巡行を見られました。山鉾により近い通りの北側で見たので、鉾を身近で
見られ、迫力抜群でした。

今年は久々の大船鉾の巡行復活(鉾を伴う完全復活は2年後の見込み)の
他、24番以降の後祭のくじ取らずの巡行順が入れ替わり、24番橋弁慶山、
25番北観音山となり、又大船鉾が本来の最後尾に付いた為、これまで32番
最後尾だった南観音山が29番に上がる等、かなり重要な年で、いずれ後祭
巡行は以前(と言っても61年前)のように24日に戻す布石とも見られます。

四条通で山鉾を全部見送った後、新町御池通近くに移動し、巡行を終えて
各町内へ戻っていく山鉾を暫く見送りました。ここでは御池通を西に進む
鉾や曳山が南に向きを変える辻回しが見られます。割竹を敷き水を撒き、
音頭取りや曳き手、車方が力を合わせ、気合を入れて山鉾を方向転換
させるのが大迫力です。街路樹の緑と青い空の広い御池通を遠くから
ゆったり進んでくる山鉾を眺めていると、形を変えながらも869年から
延々と続いている祇園祭の時の流れを見ているようで、目頭が熱くなって
来るほどです。各山鉾町の人々が1か月にも及ぶこの祭に寄せる思いの
深さが伝わってきます。出来れば毎年見物したい祭です。
by nakayanh | 2012-07-19 23:57 | 京都
3連休中日の日曜、所属しているランニングクラブの夏季強化練習会に
参加してきました。毎年この時期に久喜の菖蒲池公園で実施している
ものです。私はここ数年走れなかったので久々の参加です。

ここは1周2.5K、池の周りにジョギングコースがあり、緑蔭が多いので
夏でも比較的マシです。とはいえ9時から12時の練習タイムは30度近い
気温で無風、アンツーカーの照り返しも厳しく、猛烈な暑さでした。
参加は20人ほど、多い人で15周(37.5K)少ない人で2,3周。私は
最近江戸川土手で10Kまで走ったことがあったので、6周15Kを申告して
臨みました。汗が滝のように吹き出るので、3周目からは小まめに水分を
摂り、時速7.3~7.5Km1周20~21分で4周しましたが、5周目後半で
苦しくなり、6周目は歩きも加えて25分程度。最後はフラフラでしたが
何とか予定距離をこなしました。

近くの温泉で汗を流し、1時半から19名で飲み会を2時間余り。大汗を
かいた後のビールの旨いこと!多くの方はその後二次会のカラオケに
行きましたが、私は明日朝から所用あるためお先に失礼しました。
久喜の地元のマラソン仲間には送迎や水分補給など色々お世話になり、
有難うございました。
大越健一「ニュースキャスター」文春新書
 2010年3月からNHKのニュースウオッチ9のキャスターを務めている
方のエッセイ風の新書です。前半は学生時代の野球部のことや、NHK
の政治記者としての来歴、ニュースキャスターとしての思いなど、後半は
キャスターとして番組で言えなかったこと、言い足りなかったことを番組
HPで書いたことからの抜粋です。
 彼に魅かれたのは、前任のキャスターがあまりに上から目線で偉そうに
コメントしていたのに対し、普通の目線でソフト且つ親父ギャグ入りで
コメントしていたからで、いわゆるNHK的でなく、一緒に酒を飲めそうな
親近感を持てたからでした。最近になって東大野球部の投手出身でリーグ
通算8勝27敗と知り、これは只者でないと感じました。東大で8勝したと
いうのは今では考えにくい快挙で、過去東大では5位の記録だそうです。
おそらく最近の投手は4年間で1勝すれば満足するのではないでしょうか。
身長170センチそこそこでも気持ちで投げまくり、大学選抜に選ばれて
全米代表のM.マグワイアと対戦したそうです。後半のコラムは実に真面目
と言うかまともな普通のおじさんの発言で、健全な社会人・家庭人なの
でしょう。特別なオーラは感じませんが、それで十分だと思います。

東海林さだお著、南伸坊編「東海林さだおの味わい方」筑摩書房
 2003年に東海林さだおの食い物エッセイの既刊分からさわりを抜出し、
辞書のようにアイウエオ順に並べたものです。行きつけの図書館で見つけ
是非欲しくなりましたが、新刊はなく、アマゾンで格安で買いました。
品物は良い状態です。面白い読み物の面白いところだけ「良いとこどり」
したのですから項目毎に抱腹絶倒、好みに拠りますが私にとっては名著と
言えます。惜しむらくは03年刊なためその後まだ延々と出ている丸かじり
シリーズがカバーされていないことで、是非続刊を期待したいです。
by nakayanh | 2012-07-13 17:27 | 読書
山田五十鈴さんが95歳でお亡くなりになりました。テレビなどに出なく
なって久しく、ニュースで初めてご存命だったことを知った位です。

私の知っている限りで大女優と言えるのは、先代の水谷八重子、田中
絹代、杉村春子と山田五十鈴の四人だけです。新聞報道などでは
田中絹代さんを含まずに三大女優と書いてありました。他にも沢山
美しい女優さんはいらっしゃいますが、役者根性、演技力、凛とした
存在感等すべてを含めるとこの四人は突出しているように思います。

山田さんの舞台を見たことはなく、テレビとあとは映画で、黒澤監督の
「蜘蛛の巣城」や小津監督の「東京暮色」位しか知りませんが、その中で
十分な存在感でした。「東京暮色」は小津さんの中でも暗い映画で、
評判は今いちですが、私は出来が悪い映画とは思いません。山田さんは
主人公役笠智衆と娘原節子、有馬稲子を捨てて男と駆け落ちした女を
演じていますが、実にしみじみとした情感を出していました。テレ朝の
ニュースステーションで、昨夜コメンテーターの三浦俊章さんがこの作品
での山田さんを褒めていて、私と同じご意見で急に親近感が湧きました。

最近亡くなる方が多く淋しい限りですが、そういう時節なのでしょうか。
身近な方の命日は手帳にも記していますが、7月が一番多いのです。
皆様も何卒ご自愛ください。
10日火曜日夜7時からの「トリハダ」と言う番組に、私が卒業した学校が
出ました。(番組解説によれば)神戸の中高一貫エリート男子校!との形容
詞付きで母校「六甲学院」が紹介されました。神戸には灘という全国でも
トップの一貫校があり、阪神間には甲陽というやはり名門の一貫校が
あるので、我が六甲は一学年180人位で東大は精々5,6人。それでも
京大阪大にはそれぞれ20人位ずつ行きますので、まあそこそこの学校
と言えるでしょう。

六甲はカトリックのイエズス会系の学校で、進学よりもスパルタ教育で
地元では有名です。今日テレビで紹介されたのは、全て生徒自治による
体育祭の運営、特に全校生徒1,000人による総行進でした。服装は
上半身裸で下がトレパン。分列行進や人文字ならぬ人絵が売りですが、
我々の頃(もう50年近く前です!)はそんなに凝ったものではなく、行進と
扇形やピラミッド等の組み体操と「六甲体操」でした。私はブラバン所属
でしたので専ら伴奏で、行進は中一の時だけでした。

何しろすぐ上半身裸にする学校で、2時間目が終わると毎日全員が裸に
なって整列し、15分グラウンドを駆け足、これを中間体操と言います。
又、放課後の掃除当番は教室以外にトイレ掃除当番もあり、上半身裸、
短パン、裸足と言う出で立ちです。素手にタワシで便器を磨き上げ、
上級生のチェックに合格しなければ帰れません。我々の頃は創立者の
厳しい日本人神父様が校長でしたから、それは厳格な教育でした。

当時は「このエネルギーを受験勉強に注げばもっと一流校進学率が
上るのに」とも思っていましたが、今となってはいい思い出だし、6年間
裸の付き合いをした仲間とは今だにしょっちゅう同期会をやっています
から、なかなかユニークで良い教育だったのだろうと思います。少なく
とも陰湿ないじめなど全く起こりようのない中高6年間でした。態度や
テストの成績が悪いと先生から殴られたり立たされたりも日常茶飯で、
それを生徒も親も当然と思っていました。感情に任せた暴力は勿論良く
ないですが、成長過程での躾のための相応の体罰は必要だと思います。
今は多くの学校が生徒に及び腰で、学校を管理監督する教育委員会も
事勿れ主義、加えて文句ばかりのモンスターペアレントですから、
まともな教育が出来よう筈がありません。何しろ道徳の授業が無いそう
ですからね。国力の基本は教育にあるでしょうから、教育の在り方を
今改めたとしても、少なくとも20年以上は効果が出ず、その間日本の
国力は落ち続けるでしょう。テレビ番組から少し話が飛躍しすぎました。
8日の日曜に国立劇場小ホールで開かれた杵勝会の演奏会に行って
きました。京都検定一級をを同じ一昨年に合格し、京産大研究員として
昨年度1年間同じ教授にご指導頂いた仲間にお誘い頂いたものです。
仲間と言っても私よりずっとお若い女性で、20年以上三味線をやって
おられ、既に師範の免状持ちの方です。

国立劇場小ホールは初めて入りました。客席数600ほどですが、作りは
2階席がないものの、大ホールとよく似ていて、観易い良いホールです。
長唄は格調高くて大好きですが、「勧進帳」や「娘道成寺」等、歌舞伎が
演じられる際のバックミュージックとして聴く機会しかなく、長唄だけの
演奏会というのがあることも知りませんでした。長唄の社中は杵屋の
屋号を持つ方が多いですが、今回は杵勝会という杵屋の一門の定期
演奏会という訳です。杵勝会は唄と三味線の方ばかりで、他の囃子・笛
の方10名程は賛助出演です。

1時開演で、最初に「風流船揃」と言う曲を110人程の総勢で演奏、私の
友人もそれに出ていました。かなり格上とみられる位置でした。その後
午後8時前まで途中2回10分の休憩があるだけで延々16曲を演奏、
私は途中その友人と場内の喫茶室で一服しただけで、殆どの曲を聴き
ました。曲によって少ないものは唄2名と三味線2名位から、最後の
大曲「船弁慶」は回り舞台やセリも使って唄、三味線、笛、小鼓、大鼓、
太鼓合わせて50人近くの曲まで、いろんなパターンで演奏、全く退屈
しませんでした。

唄の方は楽譜を見ながらですが、楽器の方は全て暗譜ですから凄い
と思います。しかも笛以外の囃子方(小鼓、大鼓、太鼓)は一人がどの
楽器もこなせるようで、一体どうやって暗譜するのか不思議です。
鼓で人間国宝の方もいらっしゃいました。

歌舞伎の時は演奏の聴かせどころは役者の踊りが入りますから、
どうしても演奏は目立たず、演奏だけが華やかな時は、最高潮に
達する手前で観客が拍手してしまうので、吹奏楽器奏者の私としては
欲求不満を感じることが多かったのですが、今回はそれがなく、じっくり
演奏を堪能しました。長唄一門の会だけに長唄を理解している観客が
多いということでしょう。プログラム後半には「娘道成寺」、「助六」、
「安宅の松」、「船弁慶」等、名曲・大曲が多く、聴き応え十分でした。
by nakayanh | 2012-07-10 00:20 | 音楽