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昨日午後に風邪をひいてしまいました。夏風邪ならぬ秋風邪です。

原因は、涼しくなったのに夏からの癖で扇風機に当たり過ぎたのと、PCがフリーズしたこと
辺りかなと思います。以前会社のPCでたまにフリーズして、直近のインプットが全てパーに
なる事態があり、会社ではこまめに上書き保存するようにしていましたが、自宅ではその現象は
これ迄起きなかったので隙がありました。2時間分のインプット作業が無駄となり、結構な精神的
ダメージでした。原稿を入力したのではなく、手書きノートを参考に、新たにレポートを直接
PCに打ち込んでいたものですから、正確に覚えている訳ではなく、思い出しながら再入力する
のは、結構空しさを感じます。これからはこまめに上書きして行かねばなりません。

午後に喉がみるみる痛くなり、夜から今朝にかけては唾を飲み込むのも苦しいほどでした。
昨夜寝る前の体温は36.9℃と平熱より1度以上高く、私には高熱の範疇です。火曜から又研究
打合せ等の為京都に行くので、万全を期すため、今朝一番で駅前の中央病院に行ってきました。8:40頃受付を済ませ、診察開始の9時から待つこと1:20、やっと名前を呼ばれました。3連休
明けということもあってか、何しろ年寄りばかり異様に多く、診察予約なしではこんなものなの
でしょう。大半の患者は大人しく椅子に座って待っていますが、あと何分待つのかしつこく
聞いたり、煙草を吸わせろと煩く言ったり、大声で携帯で喋ったりと、どうしようもない輩が
たまにはいます。自分のことしか考えられず、人に迷惑を掛けている自覚が全くないのでしょう。
こういう人間にだけはなりたくないものです。煩い人だから順番を先に回されては困るな、と
思いながら見ていましたが、この病院の受付はそんなことをせず、根気良く説得していて、
好感が持てました。11時前に病院を出て薬局で薬を貰い、金町の図書館へ本を返しに行って、
12時過ぎに自宅に戻りました。喉の痛みはかなり引きましたが、まだ少し熱っぽいです。咳や
鼻水など他の症状が出てこないことを祈りつつ、今日は酒を止めて早めに寝ます。
大相撲九月場所が終わりました。琴奨菊が何とか12勝を挙げ、3場所通算33勝で大関昇進を
確実にしたのでまあ良かったということでしょう。一昨日の白鳳戦、昨日の日馬富士戦の内容が
良かったので、大関昇進に異論はありませんが、直近3場所33勝は魁皇以来の低レベルで、
しかもがぶり寄りだけが得意で、組んで投げるという技を持たない力士が、大関でどれだけ
やれるか、心配でもあります。横綱を目指した?日馬富士は序盤で崩れて、早々に期待を裏切り
ましたが、本当に横綱になりたかったか、正直疑問に思います。強い横綱を目指せる人なら
頑張るのでしょうが、日馬富士の様に体がなく、安定した横綱が見込めない人にとって、負けが
込んだら辞めざるを得ない横綱より、大関で勝ったり負けたりして長期間ちんたらやる方が
明らかにメリットが大きく、その内、幕内最多勝まで転がり込むのですから、横綱になるための
モチベーションは殆ど湧かないでしょう。このぬるま湯大関のシステムを変えない限り、大関を
中心にした無気力相撲は永遠に続き、心あるファンはどんどん離れて行くに違いありません。
勿論、今場所私は金を払ってまで両国に行く気はありませんでした。

ラグビーW杯は日本の予選リーグ敗退が早々に決まりましたが、当然と言えば余りにも当然の結果
でした。トンガとカナダに勝って初めての2勝を目指したそうですが、トンガ戦の負けは全く
不思議でも何でもなく、負けるべくして負けたとしか思えません。最大の敗因はその前のNZ戦に
主力を温存したことです。今の日本代表について殆ど知識がないので、偉そうなことは言えない
のですが、世界最強のNZ相手に選手を温存するという発想が、私には全く理解出来ません。強い
チームがそうするなら判らないでもないですが、逆なんですからこれ程失礼なことはありません。
私がNZの関係者なら今後日本とは相対での国際親善マッチは拒絶するでしょう。弱いチームでも
強い相手と戦っている内に強くなるのは、高校野球ばかりではありません。弱いチームがわざわざ
成長の機会を避けて通るなんて、日本のラグビーは日本男子マラソンと同様、芯まで腐りつつ
あるようです。協会の責任は重いですが、多分カーワン一人に責任を負わせて落着するでしょう。
世界との差が更に10年以上拡がったと言えます。カナダ戦もまず勝つのは難しいでしょう。

サッカーJ1、柏:大宮の後半戦を録画で観ましたが、勝てば単独首位の柏はお粗末な試合運びで
惨敗しました。首位争いの柏が残留争いの大宮をなめていたのでしょうか、後半1点リードされて
いるのに、殆ど前に攻め上がる意欲が見られず、追加点を入れられてやっと少し前に攻める意欲を
見せ、1点返しました。残り時間は20分、でも柏は相変わらずのんびりムードで、その内又
カウンターで1点を入れられ、残り10分で2点ビハインド。途中相手の反則で貰ったPKも
気のないシュートでGKに阻まれました。とても首位争いをしているチームとは思えない、全く
やる気が感じられない柏の試合振りには失望しました。解説の金田某氏の解説が又ぬるま湯で、
1点リードで残り20分の大宮について「ここからどうするか、守りに徹するか攻めるかどちら
でしょう。」なんて言ってるんですから驚きます。リードが1点しかなくあと20分もあれば、
攻めるしかありません。途中1点差でリードしているチームには、1点なんてリードの内には
入らないことは、苟くも勝負事をやったことのある人なら、アマチュアでも容易に判る筈です。
それがプロ出身の解説者が判ってないのだから、J1のレベルが低いのも当然でしょう。

という訳で、相撲、ラグビー、サッカーと、個人的には喝三連発と言いたい最近のスポーツ界
です。
木曜の昼と夜、連続して飲み会がありました。
昼は既に皆リタイヤしている前の会社の先輩お二人と、2,3か月昼間に顔を合わせている飲み会
です。今回は池袋から西武線でひと駅の椎名町から徒歩5分程のお好み焼屋。椎名町は多分初めて
降りた駅です。何故ここかというと、会社の社員の方の息子さんが今年開いたお店ということで、
訪れたものです。カウンターと奥にテーブル席三つ、お客は全部入っても15,6人でしょうか、
小体なお店です。ご夫婦でやっているのか、どちらも愛想の良いお二人でした。勿論会社の関係
等とは帰りがけにちらっと言っただけですから、親切で丁寧な客扱いは誰に対してもでしょう。
奥のテーブル席で海鮮焼や餃子、枝豆等でビールと焼酎。最後にもんじゃ焼で都合2時間余り。
まずまず心地良く酔っ払いました。

2時過ぎに先輩お二人と別れて上野へ。上野で少し時間を潰して夜の部の森下へ。夜は会社の
後輩で20年来の友人とです。当初予定は前日の水曜でしたが、台風で翌日に延期になったもの
です。彼は未だ現役なので、待ち合わせは6:30と今の私には遅めです。「みの家」の桜鍋を
食べたかったのですが、生憎木曜は休み。居酒屋「山利喜」は満員、「魚三高橋店」もなぜか
休みで、已む無く一見の居酒屋へ。客は我々だけ、年配ご夫婦でやっている寂れた店でしたが
妙に居心地のいい店でした。2軒目はしごは蕎麦の「京金」へ。ラストオーダーの時間を過ぎて
いましたが、快く迎えて下さり、美味しい「蛍烏賊沖漬」や焼き味噌、ワカサギ天麩羅等で日本酒
を一時間ほど。帰りは流石に少し乗り過ごし、翌朝も軽めの二日酔いでした。
三連休の三日目、と言っても隠居の身には関係ありませんが、安いスポーツジムの会員の為、
祝日はジムを使用出来ないので祝日は少ない方が有難いです。已む無く朝から金町の図書館へ。

最近は専ら江戸時代前期の町人儒学者伊藤仁斎の著作を中心に読書中ですが、合間に「仁斎日記」
なるものを「解読?」しています。仁斎が天和2~3年(1682~83)に記録した家乗(家の記録)なの
ですが、達筆で書かれていて殆ど判りません。それもその筈で、手帳に書き込んだ自分の文字すら
読めないことがしょっちゅうなのですから、300年以上前に他人が毛筆で書いた崩し文字が、
簡単に読める訳がありません。「古文書解読辞典」を傍らに悪戦苦闘していますが、まあ殆ど
難解な暗号を解いている気分ですね。でも判らないままにあちこち見比べている内、一つ二つ
文字が判った時の喜びはなかなかのものです。あくまで家の記録をメモ書きしているだけのこと
ですから、大したことが書いてある訳はありませんが、生活に密着した事柄が中心で、下世話な
故の楽しさがあり、親近感も覚えます。古文書をすらすら読めるということは、過去へのタイム
マシンに乗れるということかも知れません。

午後、神保町の古書店散策。3冊まで500円というセールで、日本の名著シリーズ3冊を買いました。「世阿弥」「富永仲基他」「山片蟠桃他」の3冊です。これで500円とは夢のようです。
三省堂では丸谷才一と山崎正和の対談集「歴史を読む」(中公文庫)を購入。図書館で借りて
読んだのですが、余りに面白く、手許に置いておきたくなったものです。学者ではない知識
豊富なお二人の、豊かな発想力に富んだ会話は、学者から見れば無責任とも映るのかも知れ
ませんが、一般の読者には最高の読み物で、歴史を益々楽しく身近なものにしてくれます。

今図書館で借りて読んでいるのは関川夏央の「子規最後の八年」(講談社)です。子規の本格的な
発病から35歳で死ぬまで、明治28年~35年を描いたノンフィクション小説です。虚子について
誤解していた部分もあり、地味な本ではありますが、丹念に書かれた労作と言えます。
by nakayanh | 2011-09-20 00:16 | 読書
真夏並みの猛暑の中、東京六大学野球秋のリーグ戦の開幕試合慶應:東大戦を観てきました。
試合開始直前の10時前に到着。立大の事務局長の方が始球式をしましたが、実にみっともない
投球でした。捕手のミットに届かないような投球の人に始球式をさせるのは止めた方が良いです。

試合は、6回まで小柄な東大鈴木投手の丁寧なピッチングの前に慶應は沈黙、凡フライの山を築き
ましたが、7回に東大が2点先制したところでやっと目が覚めたようで、7,8回に集中打で5点を
挙げて逆転勝ちしました。慶應は主戦の竹内投手が相変わらず手投げでピリッとせず、リリーフの
福谷も球が高めに浮いていまいちでした。東大の先発鈴木投手は確か去年早稲田を破った投手で、
僅か170㎝と小柄ですが、東大らしい頭脳的なピッチングで6回までは見事でした。東大の打撃は
谷沢健一氏の指導で見違えるように良くなっており、守備も堅実ですから、あとは2番手以降の
投手を強化すれば十分期待出来ます。

第二試合の早明戦は、早稲田の一年生投手が未だ育っておらず、序盤に4点入れられたところで
帰途につきました。何しろ猛烈な暑さでくらくらしてきたためです。早稲田は今シーズンは未だ
浮上しないでしょう。明治の野村投手は177㎝とそれ程大きくありませんが、体全体を使った
小気味良い投球で流石です。

帰宅してラグビーW杯日仏戦と楽天:日ハム戦を交互に観ました。ラグビーは後半途中21:25の
4点差と健闘しましたが、結局最後はダブルスコア。まあ、日本はよくやった方でしょう。
マー君と祐ちゃんの投げ合いは、大方の予想通りマー君の貫禄勝ち。格の違いと言えましょう。
祐ちゃんはこのところそれなりに粘り強い投球をしてはいますが、リードしている5回途中で降板
させられたり、今日のように連打を浴びても続投させられたりと、厳しいプロの教育を受けて
います。大学で目に余る程甘やかされて育ったため、プロの水に馴染むのに今暫く掛りそうです。
ここで折れなければ、元々頭の良さで勝負する投手ですから、体格で劣ってもいずれは桑田やSB
和田投手位の活躍は出来る筈です。
来年2月の東京マラソン参加申し込みが8月一杯で終了しましたが、私も一応駄目元で申込み
ました。事務局から連絡が来てフル参加希望者は29万人弱、倍率は9・6倍、当落結果の連絡は
10月だそうです。他に10万円以上出せば走らせてやるというチャリティランナーは11月まで
申し込めるそうです。

チャリティに名を借りたあこぎな金集めには加担したくないし、第一そんなお金もないので、
一般参加の申込みしかしませんが、まあそれもこの倍率では多分駄目でしょう。

とはいえ、当たった時に備え、ジムで数年振りにベルトの上を走ってみました。走るというより
早歩き程度で、平均6.5Kmphで30分3K余りがやっとですが、エアロバイクより遥かにきつく、
充実感があります。左足の病気を抱えているので、両手で前のポールを掴んで走っていますが、
手に力が入って疲れる事夥しいです。こんな調子で42K 持つのか疑問ですが、少しずつ慣れて
いくしかありません。平均6.5Kで行ければ、7時間の制限時間内で完走できる筈です。もし
完走出来ればフルは5年振り、81回目の完走となりますが、どうなることでしょうか。
年に一度の健診日帰りドックで、朝からトイレで何かと忙しく、7:30出発。いつもの内幸町に
ある診療所に行きました。8:40頃受付で2時間余り、最後にバリウムを飲んで胃の検査をして、
11時過ぎに終了。いつも通り下剤を多めに貰いました。今は胃カメラの方が多いようですが、
ここは未だにバリウムです。無理やり病気を見つけてもらわなくても良いので、それで構わないと
思っています。ただバリウムは30年前から全く改良がなく、もう少し何とかならないかなとは
思います。ここで検査を受ける利点は唯一、検査終了後に帝国ホテルのレストランで軽食が摂れる
ことです。今日も例年通り美味しいサンドイッチと飲み放題のコーヒーを頂きました。

午後は母校の大学図書館に行き、古書のコピーを取らせてもらい、懐かしい学生食堂でお茶を飲み、
生協で買い物をしてから、王子にある渋澤栄一記念館に行きました。日本資本主義の父とも言える
人ですが、自ら「論語講義」という大著を著している程道徳感の強かった方で、企業の社会的責任
の観念を早くから具体化していた偉人です。彼が創立に関与した数百の企業の中には東京電力等
電力会社も含まれており、今の経営陣が創業者の理念を少しでも理解していたら、今の原発対応も
違っていたような気がします。その「論語講義」という本は、講談社学術文庫からも7巻に分けて
出ていたのですが、今は絶版。古書店でもなかなか見当たらず、已む無く二松学舎が昭和50年に
創立100周年記念事業で復刻出版したものを購入しました。15千円という非常に高価な本ですが、
記念館では2割引きで買えるのです。大分迷いましたが、、内容的には十分それだけの価値がある
本だと思い、決断しました。この本に限らず、名著の文庫版が絶版になっていることは実に多く、
悲しくなります。勿論、図書館などでも読めるのですが、熟読したい本はマーカーを引いたり、
書き込みをしたくなるので、購入せざるを得ません。

夜は日本男子サッカー、ウズベキスタン戦をテレビ観戦。やはり本田と長友抜きだとかなり戦力
ダウンで、攻撃のスピードが全くありません。完全awayだから引分けで十分と思っているのか、
1:1の同点になってからは殆ど攻撃する気がないように見えました。中盤のあのスピードの無さは
攻める意欲がないとしか思えません。それにも拘らずTV解説者は、「もっと大事に行け」という
のだから信じられません。川島が決定的なピンチを二回セーブしたから何とか引分けましたが、
内容的には完敗でした。相変わらずシュートへの意欲が乏しい、不思議なチームです。蹴鞠の
伝統が邪魔しているのでしょうか。なでしこ達の攻める姿勢を見習うべきだと思います。

バリウムの方は、午後に下剤が奏功したようで、今年は珍しく苦しまずに済みそうです。
新橋演舞場土曜夜の部に行ってきました。秀山祭は初代中村吉右衛門追善の為現吉右衛門中心に
毎年9月にやっている興行ですが、今年は昨年屋号が中村屋から播磨屋に戻った中村歌昇の三代目
又五郎襲名と長男種太郎の四代目歌昇襲名が話題です。その襲名披露口上の他、三つの演目が
演じられました。

口上は、長老の中村芝翫が病気欠席の為、播磨屋一門の長である吉右衛門が一座を代表して挨拶、
藤十郎や梅玉等が祝福しました。人間国宝芝翫の病欠は残念ですがご高齢なので已むを得ません。
無理せず新歌舞伎座落成まで頑張ってほしいものです。吉右衛門の人間国宝認定の慶事も重なり
ましたが、流石にこれは襲名披露では話題にされませんでした。

演目では菅原伝授の「車引」又五郎の梅王丸が良かったです。張りのある声と恰幅の良さで、
荒事にはなかなか向いています。真面目で手堅い演技振りは好感が持て、今後更に期待出来ます。
先代の又五郎とはかなり芸風や雰囲気が違いますが、先代同様後進指導には向いていそうです。
長男の新歌昇は平成生まれの若手で未だ線は細いですが、溌剌とした好青年で将来が楽しみです。
新又五郎の実兄歌六が、弟以上に生真面目で実直な演技振りで、この一家は好感が持てます。
何処かの名門御曹司も家名に奢ることなく、これ位謙虚で真摯な姿勢が欲しいものです。

最後の演目は「石川五右衛門」で染五郎の五右衛門と松緑の此下藤吉でどちらも好きな役者です。
若手らしい溌剌とした演技と艶やかな舞台で十分楽しめました。
by nakayanh | 2011-09-05 20:43 | 歌舞伎
結果には特に期待はしていませんでしたが、何十年もマラソンを見続けている惰性で一応テレビ
観戦しました。最高位が堀端選手で7位、団体で銀というのは、日本男子の今の実力から言って
上出来だったと思います。マラソンの団体戦に何の意義があるのか未だに理解出来ませんが。

市民ランナーの川内選手は2:16台で18位でしたが、よくやったと思います。彼にメダルを期待
していた人がいたとしたら、マラソンを知らなさ過ぎるとしか思えません。素質も過去の実績も
練習環境も、何一つ恵まれていない彼の唯一の武器である根性を存分に発揮しての18位は見事と
言うしかありません。日本チーム5人中3位で、彼のお陰で団体銀という結果を得られました。
川内選手が日本選手のトップにならなかったことで、陸連幹部はホッとしているのでしょうが、
陸連のエリート?ランナー二人が彼の後塵を拝したことを、もっと真剣に反省して強化対策を
考える必要があると思いますが、多分そんな反省も対応もしないでしょう。

堀端選手は名門旭化成宗猛監督の秘蔵っ子だそうで、まだまだ未完成ですが、もう少し本人に
自覚が出来て、一層真剣に取り組めば、世界のトップに近づける可能性は十分あると思います。
流石に宗監督はしっかり後進の指導をされているようで少し安心しました。

堀端選手の7位2:11:52、中本選手の10位2:13:10は、優勝したケニアのキルイ選手2:07:38
の結果に鑑みて、共に実力相応の結果だったと思います。トップと4~5分の差が今の日本男子の
実力で、その実力通りの結果を出したのですから、今大会はまず上出来だったと思う次第です。
テレビ解説の高橋Qちゃんが「今回は市民ランナーの川内選手に注目が集まったことで、他の日本
選手にプレッシャーがなかったのが良かった。」と言っていたのは鋭い指摘でした。本当は強い
プレッシャーの中で実力が発揮できてこそ、本物の強さと言えるのでしょうが。

日本選手5人中最下位は北岡選手で、全体では38位の2:23分台でした。テレビ解説に拠れば
股関節痛で40K走の練習も出来なかったそうで、そんな選手を出場させる必要があるのか疑問に
感じます。そもそも自己ベスト2:10:51だそうで、サブテンでもない選手を世界陸上に出すことが
間違っていると思います。女子でもベスト2:26を切っていない伊藤選手が走って2:36分台でした。
まだまだ日本マラソンの低迷は続きそうです。
図書館での勉強を早めに切り上げて4:30からの試合をテレビ観戦しました。結果は3:0で完勝の
様に見えますが、実態は辛勝でした。前半、澤や宮間らW杯メンバーを7人温存したため、試合中
キャプテンシーを発揮する選手がおらず、全く組織的に機能しませんでした。それでもプライド
だけは高いので、受け身の横綱相撲をしてしまい、どんどんプレーが小さくなって前半半ばからは
ゴール前に攻め上がることさえ出来ませんでした。

後半宮間選手を投入したことて、早く積極的な攻撃が出来るようになり、漸く本来の動きに近く
なりましたが、あの決断がなければ危ないところでした。後半交替させられた3選手は前半殆ど
良いところなく、ど素人の私が監督でも替えていたでしょう。特にFWの永里選手はW杯の時から
表情が暗く、プレーにも覇気やひたむきさが感じられず気になります。決定的なチャンスでも
シュートがおざなりで、ゴールへの意欲が感じられませんでした。これまでの活躍を知らないので
何故2トップの一人なのかよく判りませんが、チームに溶け込めていないという印象です。

11人中7人温存したのはちょっとやり過ぎだった様に思います。11日間で5試合はきついので、
気持ちは判るのですが、主力選手も暫く代表での試合から遠ざかっており、次の韓国戦で直ぐに
勝負勘が取り戻せるかが少し心配です。他の控え選手が笑顔で観ている中、澤選手だけがにこり
ともせず、硬い表情で試合を観ていたのが印象的でした。あれは監督かヘッドコーチ等指導者の
目だと思いました。観客席はガラガラで、とてもオリンピック予選とは思えない淋しさでした。