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GWの初日ですが、隠居の身には連休も週末も関係なく、特段の意味はありません。何処も平日
より混むので、なるべくなら大人しくしているのが無難です。普段時間がなく、家族サービスも
出来ないお勤めの方が動き易い様、年寄りは極力邪魔をしないのが筋だと思っています。

少し安いデイタイム会員になっている為祝日はスポーツジムが使えず、已む無く今日は
トレーニング代りに自転車で金町の図書館まで行ってきました。爽やかな朝だったので江戸川を
少し遠回りして片道15K、必死で漕いでもママちゃりでは1時間10分ほど掛りました。

今は、江戸時代初期の儒学者である伊藤仁斎について集中的に勉強しています。京都の堀川に
私塾古義堂を開き、門弟3千人を数えたと言いますから一大勢力です。孔孟の教えに仏教や
道教も取り入れ、為政者向きにアレンジしたと言える朱子学に飽き足らず、論語・孟子を
数十年読みに読んで、孔子本来の教えに立ち返った学問乃至思想を確立しました。古義学派、
あるいは堀川学派と呼ばれます。孔子の教えを読み抜いて再構築したことにより、独自の
倫理観・道徳観を確立した功績は大きく、儒学者というより思想家と言う方が良さそうです。

平安以来の貴族文化に加え、町衆の力も強い江戸初期の京都は、自由闊達な雰囲気が濃厚で、
仁斎の様な専門文化人と公家・分限者の町衆が集まって、学問や連歌等を楽しむ文化サロンが
盛んだったようです。しかし当時の封建制度の現実から遊離し、朱子学派等からの批判・攻撃も
強く、仁斎(1705没)亡き後は廃れてしまいました。

まだ勉強の緒についたばかりで偉そうなことは言えませんが、仁斎の教えは、現代の自由過ぎる
日本人、権利ばかり主張して責任感の伴わない日本人には、良い指針になる様な気がしています。
例えば、幾ら性格や人柄が良くても、勉強・学問によって本性を拡充して行かなければ、「仁」
には到達しない、というようなことです。私自身にも耳の痛い教えですが、「繋がろう」、
「東北の為に出来ることをしよう」という声が多い割に、相変わらず電車の優先席でゲームや
携帯に夢中になっている若者を見ると、仁斎の教えを少し摺り込む必要がある様な気がします。
木曜はジムが休みで、且つ第4木曜は行きつけの金町の図書館も休みな為、ママちゃりで県立の
西部図書館に行ってきました。21世紀の森ホールの隣に有ります。自宅から自転車で30分弱位
でしょうか。途中は結構アップダウンがあり、ギアなしのママちゃりではかなり苦しかったです。

21世紀の森ホールの直ぐ隣に有るのですが、入口が判らず苦労しました。21世紀の森ホール前に
有る案内板には図書館は載っておらず、如何にもお役所らしい縦割り行政の印象を受けました。

図書館自体は金町程ではないですが、まずまずでした。学習スペースも広いし、所蔵書籍も
結構あり、蔵書チェックもPCで出来ます。各地方新聞を揃えてあるのが魅力的で、これからは
時々京都新聞を見に来たくなりそうです。最寄りの駅から徒歩15分と結構不便なところに有る
ため、図書館を本来の目的以外で使おうという人があまりいないのが良いです。回りくどい表現
ですが、駅前に有る金町だとトイレで髭を剃っている不届き者がいるので吃驚します。不思議
なのは閲覧室の壁に「持ち込みの資料で自習しないで下さい。」との趣旨の張り紙があること
です。図書館の本でしか勉強してはいけないということでしょうか。教科書や自前の本で勉強
しながら、必要に応じて図書館の蔵書を参照する、というのも立派な図書館の活用法だと思うの
ですが。何だか不可解です。

今日の千葉県立図書館はまずまず使えそうでほっとしましたが、それにつけても松戸市の
図書館のお粗末さは住民として悲しくなります。次回の市長選挙や市議会選挙では、市の公共
インフラを整備するという公約を掲げる人に投票したいと思います。
by nakayanh | 2011-04-29 00:17 | 読書
日曜に続いて神宮に行ってきました。月曜以降も見に行けるのは隠居の醍醐味で、随分昔から
憧れていました。尤も、会社をさぼってきているらしいサラリーマン風も結構いますが、合間に
会社や得意先に電話を入れたりして、あれでは心から楽しめないでしょう。

午前中ジムでトレーニングし、1時前球場着、第2試合の慶應:法政の試合開始に間に合いました。
シートノックを観ながらビールを飲んでいるところで、空が俄かにかき曇り、大雨となって一旦
スタンド裏に避難しましたが、10分程で雨が止んで直ぐにプレーボールとなりました。

慶應の先発は甲子園でも活躍した田村投手。もう三年でこれまで殆ど出番がなかったのが不思議
でしたが、今日見ると185センチの長身にも拘らず、直球が140K 出ず、しかもコントロールが
悪いので、これでは使われなかったのも仕方ないと納得でした。見方攻撃中の肩慣らしキャッチ
ボールもいい加減で、多分高校時代に有名になって天狗になってしまったのでしょう。
それでも伊藤首相のホームランなど味方打線が好調、リリーフ陣の好投で7:2で慶應が連勝
しました。

第一試合は早稲田は明治に0:7の大敗で連敗。斎藤、大石、福井の3本柱が抜けた穴が大きく、
今年の早稲田は苦しそうです。
神宮の東京六大学野球を観戦して来ました。この春のシーズン初めてです。
節電の為ナイターにずれ込まない様、第一試合開始が1時間早まり10時からとなったことや、
斎藤祐ちゃんが卒業したこと、地震後の自粛ムード等で客の入りは悪いかと思いましたが、
外苑前を降りると結構な人の波。早朝から良好な客の入りでした。内野席1,100円で2試合
楽しめるのですから、安くて健全な娯楽です。昨日雨だったので今日が1回戦、天気も良く
爽やか、午後は日差しが強く暑い位でした。

第一試合は法政:慶應。慶應は竹内、福谷の3年生投手リレーで法政を完封、3:0で慶應勝利。
竹内はボールが先行して見ていて疲れましたが、何とか抑えました。福谷が2回をぴしゃりと
危なげなく抑えて逃げ切りました。慶應の攻撃はタイムリーが出ず、非効率な攻めでしたが、
法政の拙攻に救われました。

第二試合は明治:早稲田。早稲田は広陵高校出身1年の大型投手有原が先発、150Kの剛速球
でしたが、コントロールが悪く四球で自滅。4:2で明治の勝利でした。

夜はテレビで斎藤祐ちゃんの日ハム:楽天を観ましたが、楽天の雑な作戦に救われ祐ちゃんが
辛うじて勝利投手になりました。楽天が正捕手の嶋を先発で外したのも判らないし、先発の
2年目投手を2回2失点で降ろしたのも理解出来ません。あそこで替えられては折角の成長の
機会を損なう様に思いました。
元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんが、21日に55歳の若さで亡くなられました。
余りにも若過ぎる死で、嘗てのキャンディーズファンとしては誠に残念で悲しいです。

素人っぽくて良いグループでした。ピンクレディーの様な派手さはないけれど、3人共可愛く、
女の子らしくて、歌も上品でハーモニーも良かったです。三人とも良かったけれど、その中では
ちょっとぽっちゃりで吉永小百合似の美人のスーちゃんが一番好きでした。最初はスーちゃんが
真ん中で歌っていましたが、直ぐにランちゃんと入れ替わり、その後はずっと右が定位置でした。
ヒット曲も多く、どれも好きですが、確か吉田拓郎が作曲した「やさしい悪魔」はアレンジや
ハーモニーも洒落ていて、当時感心したことを覚えています。「普通の女の子になりたい」との
名セリフであっさり引退した引き際も見事でした。

2年後に女優としてカムバックしたのには少し驚きましたが、見事に女優として花開きました。
もう20年近くも癌と戦っていたなんて全く知らず、ニュースで知って驚きました。控え目で
穏やかな彼女らしいと思います。

いつか3人での再結成を心待ちにしていましたが、それも叶わぬ夢となりました。ご冥福を
お祈りいたします。
ボストンマラソンでケニアのジョスリー・ムタイという選手が2:03:02という驚異的な
世界最高のタイムで優勝しました。世界陸連の公認コースではないため世界記録ではないとの
ことですが、それでも驚異的なタイムです。

幾つかの記事をネットで見てみましたが、どの記事にも年齢すら書いておらず、どんな選手か
全く判りませんが、ケニアの強さは圧倒的で、2位もケニアの選手だそうです。先週ロンドン
で2:04台で優勝したのもエマニュエル・ムタイというケニアの選手ですから、ケニア人なら
誰でも2:05を切って走れそうです。日本のトップアスリートは2:10を切るのにひいひい
言っているんですから情けない。フルで軽く2キロは置いて行かれる計算です。「殿、ご無体な」
とおやじギャグの一つも言わるを得ません。

因みにボストンではトップ10のうちケニア勢が4人、エチオピアと合わせるとトップ10の8人を
占め、女子も10位までにケニアだけで4人、エチオピアを入れると6人です。又ロンドンの
女子優勝もケニアの人で2:19台。女子も日本は2:26を切るのがやっとでやはり2K置いて
行かれます。当面オリンピックや世界選手権ののマラソンで、日本がメダルを取るのは難しいの
ではないでしょうか。
いずれも岩波新書刊です。「子規」が最近(と言っても去年の12月)に出て、書評が良かったので
読みましたが、その本の中で同じ著者が7年前に「漱石」も出しているのを知ったので、続けて
読みました。どちらも好きな作家、俳人でもあり、内容も面白かったです。

「子規」は彼の少年時代から学生、記者、病床、仰臥時代まで僅か35年弱のそれぞれの時期の
彼の文章を各章の冒頭に掲げながら、子規の人となりや文学への傾注、交友等を記述しています。

「漱石」は漱石の俳句100句それぞれを、漱石・子規・著者の3人の架空鼎談の形で鑑賞して
行くという俳人としての漱石に焦点を当てた面白い形式の本です。勿論子規・漱石の台詞も著者
坪内氏の創作ですが、著者自身が「子規・漱石は実際にもこのようにしゃべるに違いない」と
述べ、並々ならぬ自信を示しています。

子規・漱石は一高以来の友人ですが、俳句に関しては、漱石の松山中学勤務時代に子規が結核の
療養の為故郷の松山に戻り、漱石の下宿に転がり込んで連日句会をやったのがきっかけで漱石も
句をひねるようになり、子規が東京に戻ってからも句の添削を漱石が子規に頼んだという、
師弟の関係です。子規の添削と引き立てもあって、漱石は小説家として売れるずっと以前に
俳人として名を成していました。漱石は特に結婚した30歳頃から目に見えて良い句が出来る
ようになります。

俳人としてだけでなく、その他の作品や人生全体について言えると思うのですが、二人の大きな
共通点の一つはユーモア、滑稽さを大事にするということではないかと思います。子規は自分の
病気さえ客観視して楽しもうとしましたし、漱石は俳句は元より「猫」や「坊ちゃん」、「草枕」
等々での登場人物の会話の何とも言えない可笑し味が大きな魅力です。もちろん日本語全体の
革新者としての二人の偉大さも共通するところでしょう。

二冊の本に出てきた子規・漱石の素敵な文章を次に掲げます。

子規「病気の境涯に処しては、病気を楽むといふことにならなければ生きて居ても何の面白みも
ない。」(病床六尺)死の2カ月弱前にしてこの境地。35年弱の短い生涯の内、最後の6年は略
寝たきりで、激痛と戦いながら和歌や俳句を改革し、多くの門人と交流しました。

漱石「木瓜(ぼけ)咲くや漱石拙を守るべく」という句の解説の様な文章が「草枕」に有ります。
「木瓜は面白い花である。枝は頑固で、かつて曲がった事がない。そんなら真直かと云うと、
決して真直でもない。ただ真直な短かい枝に、真直な短かい枝が、ある角度で衝突して、斜に
構えつつ全体が出来上がっている。そこへ、紅だか白だか要領を得ぬ花が安閑と咲く。柔かい
葉さえちらゝ着ける。評してみると木瓜は花のうちで、愚かにして悟ったものであろう。世間
には拙を守ると云う人がある。この人が来世に生れ変ると屹度木瓜になる。余も木瓜に
なりたい。」何と美しく心地良いリズムの文章でしょう。
by nakayanh | 2011-04-19 00:30 | 読書
京都産業大の日本文化研究所が、京都検定1級合格者に1年間の客員研究員の道を開いてくれて
おり、その説明会に参加して来ました。

研究所に所属する教授達十数名が指導教官としてカバーできるような研究テーマを決め、それに
ついて研究計画書を作成して履歴書と共に5月初までに提出し、選考の上合格すれば研究員に
なれるのです。勿論研究費が出る訳ではないですが、同大学の図書館等が利用出来、担当教授の
アドバイスも受けられるということで、なかなか面白そうなので駄目元でトライしてみようと
思います。説明会の後、昨年度の合格者で研究員になった方13名の研究発表があり、それも
聴きました。なかなかレベルの高い発表もあれば、この程度なら出来そうだなと思う発表も
ありました。説明会に参加していた人は7,80名位はいたようで、かなりの狭き門かも
知れませんが、今週中位を目途に研究計画書を纏めてみようと思います。

京産大は京都の北の外れにありますが、なかなか広大な敷地で、設備も良く、図書館も立派な
ものでした。こういう良い環境で勉強できる学生は幸せだと思います。現役の学生は、その
有難さが得てして判らないものではありますが・・・。
by nakayanh | 2011-04-17 23:25
4/10のスプリングコンサートは無事?終了しました。私は、地震の影響で3/12・13の合宿も
参加出来ず練習不足だった割には、まあまあ吹けたと思います。「演歌メドレー」での
「おふくろさん」歌唱も何とか歌詞を忘れずに2コーラス歌い切りました。女房によれば
「大声で力が入り過ぎていて鐘二つ」だったそうです。リハーサルでは暗い中スポットライト
だったのに、本番は照明が落ちず明るい中で歌わされ、やる気がやや萎えたのと、バンドの音に
負けない様大きめの声で歌ったのがいけなかったようです。案内状を出したお客さまも殆ど来て
下さり、身内も入れると15人以上が私のお客様、全体では360~70人位来て下さったようです。

翌4/11がたまたま結婚35年の記念日だったため、女房と京都の桜を観たり食事したりしました。
桜は北山の半木の道の紅枝垂れがまだ5・6分咲きながら美しく、哲学の道の関雪桜も満開で
見事でした。円山公園、平野神社は宴会仕様の桜名所でやや興醒めでした。食事は夜が
京大内のフレンチレストラン「ラ・トゥール」、翌朝がイノダコーヒの朝朝食、昼が青蓮院前の
「蓮月茶屋」の湯豆腐と、こちらも堪能しました。猶、35周年は珊瑚婚だそうです。サンゴの
洒落でしょうか。まあ良く持ったものです。
by nakayanh | 2011-04-14 01:02 | 音楽
明朝出発予定です。9日は一日準備とリハーサル。10日午後3時開演、場所は大阪市阿倍野の
阿倍野区民センター大ホール、勿論無料で入場券等も不要です。お近くで気が向かれた方は是非
聴いてやって下さい。

今日(7日)はカラオケルームで1時間半個人練習をしました。明日も出来ればやりたいと思って
います。明日夜は、以前私が勤務していた会社を今月末退職する元同僚の方の送別会です。

今夜は「渡鬼」2時間スペシャルを観た後、図書館で借りた桑田の楽譜集から写譜した「君に
サヨナラを」をギターで練習し、そろそろ寝ようと思っていたら先程又大きな地震がありました。

宮城沖が震源地の様ですから前回と同じ辺りです。我が家でも震度4でかなり大きく長い横揺れ
でしたが、物が落ちるようなことはありませんでした。3/11から1カ月近く経ってこれ程
大きな余震?ですから、まだまだ安心は出来ません。前回地震と津波の被害を受けた方々の
不安は如何ばかりでしょうか。何とかこのまま鎮まってくれるのを祈るのみです。
by nakayanh | 2011-04-08 00:30 | 音楽