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大げさなタイトルですが、私にとってはその通りなのでお許しを。
退職日翌日の29日は、朝方前夜からの退職挨拶状作りを続けた後、昼前に
日本橋三越で餞別のお返しを送付、その足で神宮へ。憧れの平日東京六大学観戦です。

土曜慶應勝利の後日曜日雨、月火と引き分けで第4戦目。スタンドはガラガラで、
いるのは殆ど隠居親父か仕事をさぼったサラリーマン。こんなことで良いのか。
試合は甲子園経験のある慶應白村のノーコン投球が早々と試合をぶち壊し、
立教大勝。いよいよ珍しい5連戦ですが、これは他のスケジュールの関係で、来週
5日火曜日に挙行されます。それにしても白村は高校時代もっとクールで頭脳的
ピッチングの印象があったのですが、フォームに安定感がなくお粗末でした。
慶應のバッティングも酷いもので、チーム全体が春の優勝に浮かれて舞い上がっている
印象でした。元々強いチームではないのに、プロ出身の江藤新監督が引き締めて
一から鍛え直して何とか春は様になったのに、直ぐに浮かれて元の黙阿弥。
誠に残念です。立教は荒削りながら大型選手が多く、将来性有望です。

今日は昼前後に厚生年金の障害認定手続きの為病院へ行った他は、ずっと宛名書き。
テレビはゴルフの日本女子オープンを少し観戦。後は久々にCDでクラシック音楽を
観賞。ブレンデルのラストコンサートのCDです。こんな素晴らしいのに何故
引退するんだ、と思いますが、ブレンデルだって自由に好きなことをしたいでしょう。
20年以上前、彼の知的なピアノソナタ演奏でハイドンの室内楽に目覚めました。
夕方は勿論「夕方クインテット!」今日はオッフェンバッハの天国と地獄序曲でしたが、
あの髭のクラが上手いんですよね。ブンガワンソロも吹いていました。
この番組は今のテレビ界で最も優れた番組ではないかと思います。
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本日9月28日付で会社を退職しました。1973年に銀行に入行して30年、2003年に
子会社に出向し、銀行から転籍して7年半、都合37年半のサラリーマン生活でした。

昨日の大阪出張の疲れか少し遅めの5:05に起床、女房心尽くしの赤飯と焼き魚で朝食、
雨の中いつもの通り6:10に家を出ました。7時に会社の最寄り駅に着いていつも通り
近くの喫茶店で小休止。7:35に出社。出張費用の精算や挨拶メールの送信、送別会の
御礼言上、机の中の小物整理等、前夜メモしておいた要件を慌ただしくこなし、
9時からの役員会と9:30からの臨時朝礼で挨拶し、花束やお餞別を貰い、各部に挨拶し、
拍手に送られて10時前に退社しました。

帰りの電車は逆方向なので悠々と座れました。人生の脇道に入った象徴の感もしました。
荷物が重いので女房に駅まで車で迎えに来てもらい、10:30帰宅しました。
花束の花を花瓶に生けてもらい、餞別で頂いたフォトフレームを組立てて4か月余の孫の
写真を観賞。女房から贈り物を貰い、娘夫婦からは贈り物が届きました。
昼食は「笑っていいとも」を「生」で見ながら乾麺のざるそば、食後に御門屋の揚げ煎餅。
そのままソファーで少し昼寝。

2時過ぎから近くの社会保険事務所に行って、女房の国民年金への切り替え手続き。
酒屋でウイスキー(いつものFour Roses)やビール(勿論第3の)等を買って帰りました。

退職の挨拶状原稿をPCで仕上げ、印刷に掛りましたが、黒のインク切れで中断したため、
このブログ日記を書き始めた次第です。9月中の残りの二日は挨拶状仕上げに専念し、
10月1日の金曜からは本格的な隠居生活の開始となる予定です。
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暑さ寒さも・・、の諺通り昨日までの暑さが嘘のように収まった今日の秋分の日、
皇居東御苑三の丸尚蔵館で開かれている「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」展に
行ってきました。地下鉄大手町から徒歩10分弱の大手門を入ったところに有ります。

10時過ぎ着、古典の書と絵巻、貴族の日記や絵図、公文書等が数十点陳列されています。
目玉は「薩長同盟裏書」の坂本龍馬による朱筆の裏書(1866)で、同盟の内容について
木戸孝允の求めに応じて龍馬が裏書きしているもので、龍馬らしい簡潔で要領良く
認められています。その他にも「五カ条のご誓文原本控」(1868)や尾形光琳による
「後水尾天皇御画像」(18C)、鎌倉時代の村落絵図、平安時代の琵琶譜等々、小規模ながら
充実した展覧会でした。お客の入りも多過ぎず少な過ぎず、外国人(特に西洋人)が多いのに
驚きました。奥に皇居東御苑の広い庭園がありますが、雷雨のため売店・休憩所だけ
行きました。来年の皇室カレンダー等を買い求め、皇室のビデオを1時間近く観賞。
天皇・皇后の不断のご努力には目頭が熱くなります。それに引き換え・・・。

終わってから神田まつやに直行。12時前でしたが既に満員で10分近く待ちって入店。
出口を背にした隅っこの落ち着く席です。休日とあって三世代の家族連れが多かったです。
ビール中、熱燗、蕎麦掻き、納豆蕎麦。今シーズン初めての熱燗の旨いこと。
蕎麦屋酒好きは堪らない至福の季節の到来です。
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by nakayanh | 2010-09-23 22:52 | 蕎麦
最近購入した蕎麦本です。

一つは「蕎麦手帳」太野祺郎著、東京書籍
蕎麦についての全般的な知識と全国の蕎麦店、地方の名物蕎麦等を新書版に纏めて
あります。コンパクトで索引もあり、蕎麦どころの各地を旅行する時に役に立ちそうです。
太野さんは蕎麦ライターの大御所で、私の印象では蕎麦探求型の方です。日に4,5軒
もりそばだけではしごをするのも平気な方で、私のように酒も飲まないと蕎麦屋の善し悪しも
判らない者には近寄りがたい存在ですが、東京や関西のお勧め店を見る限りでは、
ラインアップもまずまず蕎麦屋酒ファンにも納得できます。本書は手帳とはいえカレンダーや
メモ欄はなくハンドブックの体裁です。今までにない趣向で思わず買ってしまいました。

もう一つは「ご当地『駅そば』劇場」鈴木弘毅著、交通新聞社新書(いろんな新書があるん
ですね)
著者は30代半ばの方で、蕎麦ではなく旅の専門家のようです。
ご当地の特色がある全国48種類の蕎麦(うどんも)を紹介しています。駅そば私の場合、
飲み会の帰りに物足りない時たまに立ち寄る位で、旅行先で食べる事はあまりありません。
駅そばといえども一食分になってしまうので、ちょっと残念なのです。でも、学生の
頃はスキーや部活の合宿などで信州に行った時の駅の蕎麦は楽しみなものでした。
あの頃はきっと三時のおやつ代わりだったのでしょう。
これからは旅行の前にこの本で行き先のご当地性のある名物駅そばを一応チェック
してから出掛ける事になりそうです。差し当たりJR京都駅にある「麺串そば」と
京阪電鉄中書島の「炙りきつねそば」を試してみる必要があります。
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by nakayanh | 2010-09-21 00:38 | 蕎麦
退職が実質後1週間に迫り、退職当日配るお菓子を買いに銀座三越へ出掛けました。
一人分は僅かですが、本社社員の人数分なので結構なもの入りで、下らない慣例とも
言えますが、私だけ止める勇気もないので已むを得ません。いろいろ迷った挙句、
東京本社には花園饅頭、大阪本社にはとらやの和菓子にしました。

銀座三越は先週改装され床面積が1.5倍になったことで、お客の入りは好調のようです。
店内は明るく、お洒落で銀座らしい大人のセンスです。ただ問題はエレベーターが少なく、
上の階に行くにはかなり待たされることです。エスカレーターは大型電気量販店のような
複々線(どちらからでも上下階に行ける)ではなく複線のためかったるいのです。
売り場面積を増やすためにそうなってしまうのでしょうが、どうも百貨店というのは
お客の便利さをあまり重視しないようで、銀座店の好調さもどこまで続くか疑問です。

地下2,3階の食料品や低層階はそこそこ売れるでしょうが、上層階までお客が行くか
どうか。先日も昼食の為やっとの思いで12階まで行きましたが、どのレストランも
長蛇の列で直ぐに退散、外の専門店へ行きました。服飾などにしてもわざわざ上層階へ
行くより、外の専門店の方が品数も多く、充実感があります。百貨店の利点は1か所で
いろいろ見比べて買える便利さなのですが、それを生かす工夫がどうもも私には
不十分に見えます。冬になると例によって店内は暑くなり、買い物どころではなくなる
でしょう。店員は冬でも半袖などの薄着で、その人達が快適に動ける温度に設定するため、
コートを着て入った客は30分と居られず、買い物をしたくても出来ないのです。
百貨店の人は多分休みの日に百貨店で買い物をしないのでしょう。
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両国の国技館で歴代単独2位の瞬間をライブを見て来ました。
チケットは先月購入したもので、たまたま新記録の日に当たったものです。

実は新橋演舞場の歌舞伎秀山祭と同じ日にダブルブッキングしてしまい、
歌舞伎は途中で出て国技館には2時着。既に幕下の取り組みが始まっていました。

今場所は野球賭博等の関連で豊ノ島、豪栄道、雅山等幕内上位・三役クラスが
十両に落ちており、十両の勝負も内容が濃くて楽しめます。

大関陣が今場所は魁皇を除いてまずまずですが、魁皇はいよいよカド番も負けが
先行し、今場所は苦しそうです。一場所おきに8勝7敗で勝ち越して勝利数の
新記録を作っても無意味なので、早く退場頂いた方が良いと思うのですが、
何故あんなに人気があるのか、私にはさっぱり判りません。

白鵬は稀勢の里にひやっとする場面も有りましたが、落ち着いて一旦離れて
組み直し、後は一気に寄り倒しました。格の違いを見せつけた格好です。
稀勢の里は相変わらず負けた後仏頂面で、お辞儀も殆どせず、成長の兆しが
窺えません。本人の心掛け次第なのですが、親方の指導力の問題かもしれません。
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土曜夜に行ってきました。
日経ホールは6月に会社のチャリティコンサートが開かれた場所で、私もブラバンの一員で
出演しました。元々経済講演会をやるのが主目的のホールと思われ、折畳みのテーブルが
付いていて便利ですが、音響的には全く響かず音楽向きではありません。

でも落語会には良さそうです。今回は圓歌、米團治という良い顔ぶれの二人会を
日経の広告で見つけて切符を購入したものです。

第一部で先ず桂文我の弟子桂まん我(米朝の曾孫弟子、枝雀の孫弟子)の「野ざらし」。
軽快で屈託のない良い芸風でした。圓歌はお馴染の親の介護を扱った「中沢家の人々」。
81歳とは思えぬ軽妙で逸らさない話振りは流石です。もう一度あの「授業中」を
聴きたいけれど、「中沢家」しかやらないそうです。枕で、落語会初めての「御前落語」
のことや、米朝との長い付き合いのこと等を語り意外感もあって楽しめました。
「御前落語」は円生が最初かと思っていました。

第二部最初は圓歌の弟子の女三味線漫談小円歌。語り口、三味線ともまあまあというか
いまいちというか。特に語り口がどうしても媚びたり世話っぽくなって品を落として
しまうのが気になります。三味線で志ん生や志ん朝、文楽等の出囃子をやってくれたのは
良かったですが、最後の踊り「かっぽれ」と共にまだ「余裕」までは感じられません。

最後の米團治は長い枕「中川家の人々」(中川は本名)を米朝やざこば、枝雀の声色付きで
笑わせた後、「七段目」。これも團十郎の声色の上手いこと。得意の若旦那ものの話で
ぴったりですが、歌舞伎を良く知っていないと演じられない噺を見事にこなし、スケールの
大きさを感じさせます。小さんの孫の花緑より数段上の印象でした。生真面目で学者肌の
米朝と違い、遊びを知っている分米團治に親しみ易さが感じられます。今後が楽しみです。
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by nakayanh | 2010-09-12 08:35 | 落語
もう9月だから夏風邪というのも変ですが、引いてしまいました。
原因は明白で、8月最終週の土日、日テレの24Hテレビに合わせて毎年
白岡の走友会がやっている24Hランに参加したことです。

チームがリレーで1周1.1Kmの公園を24時間掛けて走る他、各参加者が
適宜好きなだけ走ってその周回数に応じて寄付をします。私はもう5,6年
連続して出ていますが、その時に猛暑の中汗で濡れたTシャツのまま夜明しを
したことが風邪の原因と思われます。

数年前までなら十分鍛えていたので、風邪など引かなかったのですが、ここ3年
足の病気でトレーニングも思うに任せず、体力的に相当弱っていました。
そんな我が身も顧みず、必死で8時間歩いたため体力の限界を超えてしまったのです。

金曜日に医者に診てもらい、薬を飲みましたが、この週末関西へ行って又
疲れて戻ってきたため、昨日今日と咳が止まりません。微熱もあります。
夏は外気も暑いから熱が自分のものか暑さによるものか判らないし、温かくして
寝るということが不可能なので苦しいです。

悪いことに明日は年に一度の健康診断です。悲惨な結果が予想されます。
退職後10月から心を入れ替えて健康管理に努めたいと思います
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文春文庫刊。長島の本なんて珍しいので思わず買って直ぐに読みました。
なかなか面白い。天性のノー天気で本能だけで活躍してきたと思われがちだけれど、
勿論それだけであれ程の成績が残せる筈はなく、影では並々ならぬ努力があったに
違いありません。彼自身「王さんより練習したかも知れない。」と言い切っています。

彼が他の野球人と異なるのはショウアップ精神というかエンターテイナーとしての
サービス精神の塊である点だと思います。プレーの一つ一つにお客さんを
楽しませる努力をしています。例えば簡単なサードゴロを難しげに捌いて、
ファーストへ球を投げる、投げた後その右手をひらひらさせて球に気持ちを乗せる
表現をするのだから念が入っています。歌舞伎役者が七三で見得を切るのと同じ、
そのかっこ良さにお客は痺れるのでしょう。

監督時代にセオリー通りの野球をしなかったのも、見ている人を楽しませる為でした。
そもそもセオリーは絶対的なものでなく、失敗しても批判されない為の安易な道と
考え、よりスリリングなセオリー外れの手段を好んだそうです。

かっこ良く見せるという点も徹底していて、必ずストッキングはきちんと見せて
足元をすっきりさせていました。彼から見ると今のだらしない寝巻の様な
ユニフォームの着こなしはかっこ悪く映るのでしょう。私も全く同感です。
私の記憶ではユニフォームのパンツの裾を伸ばしてストッキングを見えないように
し始めたのは王さんからです。大リーグの流行を真似たのでしょうし、長島との
違いを印象付けようとしたのかも知れませんが、私は当時から王のユニフォームの
着こなしはかっこ悪いなと思っていました。最近のジャイアンツの投手は上着まで
ベルトを隠すようにふわりと着ています。これは内海投手が始めたと思いますが、
多分太っているのを隠すためで、かっこ悪い事おびただしいです。

8月にオールドファッションのユニフォームを着て試合する期間があり、
多くの選手はストッキングを見せて軽快にプレーしていました。阪神の縞縞の
ストッキングも愛嬌があって良かったです。ところが中日の選手は森野以外
殆どオールドファッションのユニフォームでもパンツは長くてストッキングが見えず、
だらしない。サービス精神のかけらもない落合監督の無言のプレッシャーがあるから
でしょうか。為に荒木や和田など良い選手が多いのに中日というチームをどうしても
好きになれません。喧嘩っ早くて柄の悪い星野のチームを好きになれなかったのと
同じです。

長島から大きく脱線しました。8月の日経「履歴書」では広岡が書いていて、それなりに
面白かったですが、破天荒なのに憎めず愛される長島との違いが明らかでした。
正しいと思った事なら先輩にでもずけずけ言う広岡は、大先輩の川上から嫌われ
意地悪もされたようですが、長島は川上が運転する車に乗せてもらって毎日球場入り
していたそうです。

一番面白かったエピソードは、広岡は自分では守備が下手だと思っていて、ピンチに
打球が自分のところへ来ないでくれと祈りながら守っていたそうですが、長島に
「お前はピンチの時守りながらどう思っているんだ。」と聞くと「他の人のところへ
ボールが行け、と祈ってます。」と答えたのでホッと救われた気分だったそうです。

長島は打撃より守備が好きだったそうで、何時も守備で目立とうとしていましたから、
多分広岡には気を遣って答えたのでしょう。何しろダッシュしてセカンドゴロも二度
捌いたそうです。守備でもゴロは好きだけどフライはただ捕るだけなのでつまらなく、
なるべく人に任せたそうです。

大リーグ好きも長島の特徴で、出来れば行きたかったとしきりに書いています。
大リーグに行っていればイチロー位の活躍は出来たと豪語しており、普通の人だと
馬鹿にされるのでしょうが、長島だから許されるのでしょう。

文体が体言止めが多く小気味良い。記者に調べてもらったことは正直にそう書いていて、
なかなか爽やかな本です。巻末に長島ファンだったコミッショナーとの対談が採録
されていますが、ファンとはいえコミッショナーのお追従が過ぎて気持ち悪いです。
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by nakayanh | 2010-09-02 03:36 | 読書