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先週の3連休真ん中の日曜日、高校まで過ごした神戸で中高の還暦同期会に参加しました。

学校は六甲山の中腹にある、スパルタ教育が売りのカトリック系の男子校です。
同期約150人の内46人と当時の先生一人が集まりました。

同期は全員還暦を迎えましたから当然皆初老で、当時の先生とも区別が付かず、
文字通り「だ~れが生徒か先生か~♪」です。6年間顔を突き合わせた連中ですから、
顔は判るけど名前が出てこないという人が結構いました。

2時半頃から三々五々麓の阪急六甲駅に集まり、さみだれ的に急な坂を上って
母校へ集合。40数年前速足で15分掛らなかった坂は無茶苦茶きつく、
40分位掛りました。

特別に開けてもらった講堂で校歌や讃歌などを斉唱しました。ブラバンによる伴奏の
テープを幹事が用意していましたが、皆が大声で歌うと小さなカセットレコーダーでは
伴奏が聞こえず、念の為持って行った私のC管クラリネットの伴奏が役に立ちました。

その後は麓まで戻って夕方から中華料理屋で宴会。既に亡くなった同期5名の為に
黙祷の後、賑やかに、というより煩く歓談、最後に一人ずつ自己紹介というか
近況報告をし、記念写真を撮り、奇特な同期生が全員に用意してくれた、
当時の美術の先生が描いた校舎のスケッチの複製を入れた額を貰って解散しました。

何とかこの年まで生き延びられ、懐かしい連中と久々に会って昔話をするのは、
誠に有難くほのぼのと嬉しいものです。次は5月に吹奏学部のOB会があるので、
これも又楽しみにしています。
お詫び:月曜夜帰宅後書き始めましたが、酔いと疲れで途中で寝込んで
しまったようです。 この三連休、関西に行っていました。
メインは中日の21日(日)の中高還暦記念同期会ですが、その前後も充実した
3日間でした。

同期会以外で一番楽しみだったのは、神戸の県立美術館で開催中の「小倉遊亀」展
でした。遊亀って女性なのに「ゆうき」って変だなあと思っていましたが、「ゆき」と
読むんですね。納得。

1895年生れ、2000年没。何と105歳で亡くなられましたが、その間の作品の
凄さには目を見張らされます。日本画家で植物や人物画、静物画等色んなジャンルを
描いていますが、私は特に静物画に圧倒されました。

何というか、見事な光の表現(勿論影の表現もです)が素晴らしいのですが、それと共に
単なる写実ではなく、デフォルメされたデザイン的な感覚も表現されていて、強い親近感を
覚えたのですが、後で作品図録を読んでいるとコメントの中に遊亀さんが影響を
受けた画家として、「宗達」を挙げていました。快哉!誠にわが意を得たりです。
彼女の絵は確かに宗達に通じる何かがあります。ゴッホも好きだそうで、明らかに
私の好みとかなりの共通点があるようです。明るさ、対象物への優しい眼差し、
色彩感覚、デザイン性(これはゴッホには感じないものです)。

素晴らしい目の保養でした。東京でやればもう一度行きたいものです。
by nakayanh | 2010-03-23 00:08 | 美術
日曜夜ビデオで観戦しました。

加納選手が、軸の安定した無駄のない見事なピッチ走法で優勝しました。
会心のレースだとは思いますが、2:27分台では世界に通用するでしょうか。
気温が高かったとテレビアナや解説者はしきりに言うのですが、
10年位前のバンコクアジア大会で高橋Qちゃんは気温30度で湿度も高い中、
一人突っ走って、後半少しペースダウンして2:21台でした。
器が違うと言えばそれまでなのですが、いやしくも解説者ならその辺りの
世界水準との距離感を交えながらコメントすべきではないかと思います。
解説は勿論あの瀬古氏です。毎度のことで恐縮ですが、過去の名選手というだけで、
解説に呼ぶテレビ局の見識を疑います。20K辺りの走りを見れば伊藤選手や
大南選手は付いてこれないだろうと推測できそうなものですが、
「まだまだ判りませんよ。」としか言えず解説になっていませんでした。

やはり解説の有森さんが「大南選手は癖のある走り方」と言っていましたが、
具体的には説明しませんでした。アナウンサーはそれを聞くのが仕事なんですが。
思うに、大南姉妹は首から上が肩の動きと同じで、顔が常に腕振りの動きにと共に
左右に動くため、大変なロスをしています。昔からそうで、身長や体形が
マラソン向きでレースにもよく出るにも拘らず記録が付いてこないのは、この癖の
ためだと私は長年思っているのですが、とうとう矯正されずにここまで来て
しまいました。コーチは何を指導しているのか不思議に思います。

加納選手は今回は良いレース運びでしたが、記録的には見るべきものはなく、
世界との差は歴然です。アジア大会代表を回避するとの報道も有りますが、
私には不可解に思えます。現在31歳で時間的にあまりチャンスが残っていないと
いうことなのでしょうが、今の実績・実力で世界に出ても入賞がやっとかなと思います。
愛子様の登校拒否のニュースはちょっとショックでした。
愛子様だけが苛められている訳でもなく、普通なら「少しぐらい我慢して
学校へ行きなさい。」と叱り励ますところでしょうが、母親の雅子さまも
似たような状況だから、親としても強く言えないのかなと思ったのですが、
週刊誌を読んだ限りでは、学習院にもかなり問題があるようです。

学習院と云うと金持ちで家柄の良い人が行く学校というイメージで、
上品さが売りのように思っていましたが、少し考えれば当たり前ですが、
金持ち必ずしも上品でないのは親ばかりではないのでしょう。
その親に育てられるのだから、相当我儘な子息も多いと思われます。
学習院でもこの状態なのだから日本のの教育全体が荒廃する筈で、
その結果ともいえる政治や経済等日本全体が低迷するのもむべなるかなです。

週刊文春が指摘していましたが、東宮が直ぐに公表したのも良かったのでしょうか。
皇室を特別扱いせず、後回しで、という天皇皇后の意志からすると反対の動きです。
愛子様以外にも被害に会った子はいるようなのに、愛子様だけが母親が付き添って
1時間だけ登校し、母親が参観して帰るのが庶民にどう受け止められるのでしょうか。

皇室が日本国民に受け入れられなくなったら、キリスト教やイスラム教のような
ある程度共通の倫理規範を持たない日本は、何を支柱にしてこれから纏まって
いくのでしょうか。日本の将来を思うと本当に気が滅入ります。
小学生の頃一時漫画家になりたいと思っていました。
それ位絵を描くことは好きだったので、高三の時授業で音楽か美術のどちらかしか
選択できない時、美術を選択しました。部活がブラバンでしたので、音楽を選ぶのが
普通ですが、私の場合、音楽は部活で出来るので、絵を描ける美術を選んだ訳です。
音楽の方が良い点を取れて全学科の平均点を僅かながら上げられるのですが、
それにも拘らず美術を選んだ訳で、なかなか我ながら勇気のある?決断でした。

高校卒業以来、殆ど絵を描いたことはありませんが、美術展には結構足繁く行きます。
自分である程度「判る」と思うのは印象派位のものですが、それ以外の展覧会も
そこそこ行ってはいます。

好きな画家はゴッホが断然一番ですが、他にも俵屋宗達(デザインの美しさ、構図の上手さ
そして温かさ)や棟方志功(ゴッホに通じる熱情)、若冲(動植物を見る目の優しさ、温かさ)、
カイユボット(印象派の頃の人であまり有名ではありませんが、凄い絵を描きます。
絵から匂いや空気まで伝わってきます。印象派展等があるとたまに1枚展示されています)、
蕪村(俳画の得も言われぬほのぼのとした楽しさ素敵)、小磯良平(セザンヌを上回る
デッサン力)、等々。今神戸で展覧会をやっている小倉遊亀も凄い絵を描きますね。
新聞に出ていた「明菓」の光の表現の素晴らしいこと。

会社の私の後輩が絵が好きで一日1デッサンを実行していることにも刺激を受け、
昨年小さな画帳とコンパクトな水彩絵具セットを買って気が向いた時描き始めました。
まだ数枚ですが。左の椿は昨日書いたものです(年号を間違えました)。

退職して暇になれば水彩だけでなく油絵もやってみたいと思っています。
by nakayanh | 2010-03-08 00:39 | 美術
2週間楽しめたバンクーバーの冬季オリンピックが閉幕しました。
日本はまずまず、国が力を入れない割にはよく頑張ったのではないでしょうか。

最後のスピードスケート女子団体パーシュート(あれを追い抜きと訳すのは
どうしてなんでしょう。追い付きか追跡だと思うのですが)は面白かったです。
日本は実に惜しかった。個人個人の力はそれ程でもないけど、チームワークで
決勝まで行ったという感じでした。しかし最後にものを言ったのは勝利への
執念というか、最後のひと粘りでした。日本は一番内側の選手(穂積さん)が、
(当然外側の選手より早いと思ったのでしょうが)ゴールの手前でやや力を
抜いたように見えたのが、結果的にメダルの色を変えました。僅か0.02秒。
勝負の世界は厳しいものです。ドイツは準決勝の対アメリカでも、一人が
転倒しながらも体を必死で伸ばしてゴールに転がり込み、決勝に勝ち進みました。

カーリングも日本女子3勝目を観ましたが、面白くて興奮しました。見事な読みと、
読み通りにストーンを動かし、止める技術が必要で、実に知的なゲームですね。
外国は結構な年輩のおばちゃんが選手で、スポーツといっても年季・経験と集中力
が大事で、チーム青森もこれで止めず続けて行ってほしいです。それと今の代表は
チームで選んでいますが、他のスポーツのように個々に優秀な選手をセレクトして、
代表チームを選べばどうなんでしょう。

真央ちゃんも良く頑張りましたが、キムヨナさんにノーミスの演技をされては銀も
仕方ありません。折角トリプルアクセルを成功させたのに、他のジャンプで2度も
失敗したのは残念です。あの2回もノーミスならどうなっていたかは興味があります。
それでもキムヨナさんに追い付けないとしたら、プルシェンコ選手が言うように
得点配分に問題がある、つまり難しい技の得点が低い、ということかも知れません。

男子フィギュアは高橋選手が良くやりました。顔も良いけどフリーの演技も良かった。
織田選手は実に残念でした。戦場で兜の緒が切れたようなもので言い訳出来ません。
高橋選手の靴紐は前日にコーチが替えておいたと週刊誌に書いてありました。

スキーのジャンプ団体は実力通りでしょう。個人戦の各国選手の結果を団体に
置き換えて予想すれば多分それ程大きくは外れないと思うのですが、それを
やってくれるテレビ局は何処も有りませんでした。ただ頑張れとか、葛西が
大ジャンプをしたとか、もう少し考えれば良いのに。それに限らず、アナウンサーや
解説者のなりふり構わぬ日本選手贔屓は、聴いていて白けてしまいます。
アルペン男子回転では「あと何人目の佐々木選手の時は霧が晴れると良いですね。」
「そうですね、少し晴れて来ました。」なんてしみじみ馬鹿じゃないかと思います。
競技自体が良いコンディションになってほしいと願うのが普通の感覚だと思うのですが。
日本人の心の狭さなのでしょうか。

トップアスリート達の鍛え抜かれた身体能力と技術と勇気と根性をいろいろ見て、
楽しみ、興奮し、そしていろいろ考えさせられる2週間でした。