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同業他社で香港時代からの友人と銀座のライブハウスに行ってきました。
もう半年振り以上、相当久し振りです。

MALTAのライブはこれまでにも何度か来ています。熱狂的なファンが多く、
直ぐに満員になってしまうのですが、今回は友人が席を取っていてくれました。

演奏は2ステージ。オリジナル曲とスタンダード曲を取り混ぜて熱演。
オリジナル曲も妙に哀愁のある曲が多く、以前に聞いたことがあるような、
初めてでも懐かしく思える曲が多いように思います。

演奏は上手くてかっこいいのひと言。現代で世界一のアルト奏者だと
思います。今回は真横かの席だったので特に感じたのは、唇と言うか
口の動かし方の多彩なことでした。それによって色んなニュアンスの音色を
自由自在に出している、と言う印象でした。演奏の合間のおしゃべりも楽しいです。
底抜けに陽気でサービス精神に溢れています。

久々に良い演奏を堪能出来た一晩でした。
by nakayanh | 2009-05-31 23:09 | 音楽
先週の20日、GW明けでお休みなのをつい忘れて神田まつやに行ってしまい、
引っ込みがつかず数年振りにかんだやぶそばに行きました。
かんだやぶはどうにも観光地である、という印象が強く、足が向かなかったのですが、
本当にそうなのか確かめる意義はあります。

7時入店、略満員でしたが辛うじて椅子席が一つ空いており、直ぐに座れました。
やはり人気のある店なんだなあ。ビールの中瓶がないので已む無く生ビールを頼み、
肴を頼もうとしましたが、これがなかなか種類が少ない。焼き鳥も卵焼きもありません。
わさびいもと鴨ロース各700円を頼んだら、暫くして鴨ロースは品切れとの事、
「代わりに鴨抜きは如何ですか」と言われましたが1400円もするので丁重にお断り。
やはり庶民の親父がふらっと入る店ではなさそうです。代わりに刺身湯葉。
ビールの後酒を飲んでいると「7:30で蕎麦のラストオーダー」との事で、
せいろを注文。刺身湯葉が未だ来ないので酒をもう一本注文すると、
酒の前に蕎麦が来てしまいました。已む無く先に蕎麦を食べ、「蕎麦後」の
酒。7:45頃になると食器を下げる音がとばたばた煩く、帰れと言わんばかり。
ほうほうの体で逃げ帰りました。入店時隣のカップルの男が「ここはまつやと
違ってゆったりしていて良いんだよね。」てな事を言っていましたが、
判ってないなあ。たまに行ったからかも知れませんが、花番は注文したい客の
事を殆ど見ていないし、居心地の悪かったこと。神田まつやのあの至福の時とは
程遠く、暗い気持ちで帰途に着きました。満員の客は比較的若い人が
多かったように思います。かんだやぶには花まき蕎麦もありません。
by nakayanh | 2009-05-26 00:47 | 蕎麦
白日時代といいましょうか、白鵬と日馬富士時代の始まりという印象の五月場所でした。

昨日の日馬富士戦、今日の白鵬戦とも、朝青龍のスピードの無さが目立ちました。
それ程大きくない力士ですから、運動量が落ちるというのは致命的です。
相撲の強さは力×運動量で、だからこそ小兵が大きな力士に勝てるのです。

日馬富士は朝青龍より更に少し小さいですから、スピードが生命線です。
昨日の朝青龍戦でも動き勝っての勝利ですし、今日の優勝決定戦の伯鵬戦、
本割の敗戦をよく研究した成果が現れていました。左四つに組み止め、
頭を付け、一瞬止まった後直ぐに攻めに転じたところが素晴らしかったです。

海皇が勝ち越した後負け続け、千代大海、琴光喜が千秋楽で勝ち越した辺り、
大関互助会もいいところですが、まあ仕方ないんですかね。
琴光喜は横綱も期待されたのに、いつの間にか互助会入りしたようで残念です。
大関昇進の条件をもう少し緩め(例えば関脇で10勝以上など)、
その代わり負け越したら直ぐに陥落としたらどうでしょうか。

13勝した稀勢里や豊真将が次代を担う日本人力士のホープなのですが、
稀勢里は今ひとつ性根が座らないと駄目そうだし、豊真将は生真面目というか
人が良過ぎるのが難点です。負けたときの礼が一番綺麗なのが豊真将ですが。
新潮社から3月に文庫本で出た本です。杉浦日向子さんが05年7月に亡くなって
4年近く、僅か47年弱の生涯でした。元々漫画家でデビューしましたが、
江戸風俗に詳しい文筆家というのが本来の職業でしょう。でも私が杉浦さんを
知ったのは蕎麦愛好家としてでした。蕎麦ブームの魁を成したとも言える
名著「蕎麦屋で憩う」を読んだのがきっかけです。

「蕎麦屋で憩う」は勿論ジャズのスタンダード曲「A列車で行こう」をもじったもの
でしょうがなかなか粋だと思います。ソバ好き連をもじった「ソ連」は粋とは
思えませんが。

この本は杉浦さんの食と酒に関するエッセイをまとめたものですが、とても楽しめました。
何といっても文章が粋でイナセでカッコいいです。心からお酒が好きだった方で、
それも一人で静かに飲む酒を愛された方のようで、年下なのに憧れます。

「酒(当然日本酒を指します)が、ほんとうにうまいなあ、と思ったのは、30を
過ぎてからのこと。自分の意思で、店を選び、もちろん身銭で、手酌で、ひとり、
たしなむようになってからのこと。
酒が、ほんとうにたのしいなあ、と思ったのは、40代になってからのこと。
呑みたい酒と場所を、TPOにあわせて、ぴたりと、使い分けできるように
なってからのこと。」 全く同感ですが私は杉浦さんよりどちらも10年ずつ
遅れています。憧れる筈です。

巻末にカメラマンのお兄さんが杉浦さんの思い出を書いています。
杉浦さんの生い立ちや主に漫画家としての側面が、愛情のこもった
肉親の目で描かれていて楽しめました。

人生の達人とも言える見事な方で、若くして亡くなったのは本当に残念です。
10年以上も病気持ちだったそうですから、40歳での隠居宣言は、ご自分の
余命の短さを感じておられたのかも知れません。「闘病」が嫌で病気と付き合い、
無理のない「平癒」を目指しておられました。

「腕白でもいい、逞しく育って欲しい」というCMが有りましたが、私はずっと
自分の子には「逞しくなくてもいい、腕白でなければ」と思っていましたので、
杉浦さんの生き方が良く理解できるような気がします。
by nakayanh | 2009-05-23 08:45 | 読書
先週の日曜日、姪っ子の女性の結婚式が六本木のホテルでありました。
六本木なんて殆ど足を踏み入れたことがないので、ホテルにたどり着くのに
かなり苦労しました。

今度の土曜日は娘の結婚式、といっても既に入籍はしているのですが。
場所は早稲田のホテルです。花嫁の父という訳ですが、とても自分が
泣くとは思えません。それどころか、これで完全に親の義務を果たす訳で、
やれやれというか安堵感で一杯です。空いた娘の部屋に本棚などを並べて、
本も整理できるので嬉しい面もあります。娘の部屋をそのままにして、
いつでも戻って来いなんて甘い事は勿論言いません。
自分で選んだ相手ですから、何があっても頑張って欲しいものです。
退路を断たなければ何事も思い切り出来ませんしね。

若い頃は友人の結婚式に行くことが多く、その後は会社の部下の
結婚式が多かったですが、それもとうに一巡。このところは親族の関係が
中心でしたが、それもこれで暫くなさそうです。親族はスピーチも無く
ただ料理を食っていれば良いので気楽ではあります。

以前は最後に結婚する二人が両家の母親に花束を渡すのが一般的でしたが、
最近は生まれた時の体重と同じ重さのぬいぐるみを渡すのが流行のようですね。
新郎の父に代わって新郎が挨拶することも多いようです。仲人という言葉は
殆ど死語となっていますし、披露宴より二次会に力を入れるカップルも多いようで、
30年の間にも色々スタイルは変わって行くものです。
水曜一日休暇をとりました。午前中2カ月おきの病院通い。いつもはその後会社に
行くのですが、午後から5年振りの運転免許更新に行くためです。

元々運転は好きではないですし、日本の道路は恐くてとても運転できそうにないので、
1990年にNYから帰ってからは一切運転していません。だから必要ないのですが、
まあ間改めて取得する手間を考えれば3千円余りで更新出来るのは安いものですし、
一番手軽で確実な写真付き本人確認資料となるので更新しました。勿論会社を休める
というのも大きな要因です。

更新手続きは午後は1時からなので、12時過ぎに女房に車で送ってもらって
流山の免許センターへ。書類の書き込みや印紙購入など、前作業は1時前から
受け付けてくれます。視力検査や写真を撮った後講習受講。教室までの
通路に交通安全協会だかが待ち構えていて、1500円払ってしまいました。
絶対入るまいと思っていたのですが意志の弱いこと。講習は、運転しないのだから
勿論ゴールド免許で30分だけです。5,60人は入れる教室に僅か10人程度。
ゴールド免許の人は少ないのですね。講義の内容は千葉県の交通事故事情と、
最近法改正で厳しくなった酒気帯びや酒酔い運転の罰則内容、シートベルトの事など。
講習を聞き終わると免許交付。ICカードとかで4桁の暗証番号を二つ覚えなくては
なりません。個人情報にうるさい最近の風潮か、本籍地の欄は表示されていません。
本籍なんて今時何の意味もなく、欄がなくても良いと思いますが。

2時過ぎ、無事更新手続きを終え、待ってくれていた女房の運転で帰りました。
5/11の日経朝刊文化欄に新潟大名誉教授の冨沢信明という方の
エッセイが出ています。元々計数工学専門の数学者である筆者が
退官後好きで研究をしておられる良寛のことを書いた一文です。

良寛の著作等全く読んだことがないのですが、その良寛の
歌論が、古今和歌集の技巧・形式を嫌い、万葉集の素朴さ、写実性を
評価した子規のそれに酷似しているというのです。

その子規に良寛を教えたのが會津八一というのが通説だそうです。
実際にはそれより前に子規は良寛の歌集を読んでいたのだそうですが。

子規の俳句や著作が好きで、一方會津八一の書も和歌も大好きでしたが、
その二人が交流があったとは迂闊にも知りませんでした。そもそも
同じ時代の人だったとは。八一はもう少し後代の方かと思っていました。

調べてみると會津八一は明治14年生まれで、子規に「僧良寛歌集」を
贈ったのが明治33年だそうですから、僅か19歳の学生の時という事になります。
何という早熟、昔の人は若くしてよく物事が判っていたものだと感心させられます。

私にとって「會津八一」との出会いは全くの偶然でした。10年位前の秋、
新潟マラソンを走りに行って、前日の夕方新潟市内をジョギングしていたところ、
海岸近くで偶然「會津八一記念館」というのを見つけ、何の予備知識もなく
ふらっと入館し、その書と歌に圧倒されたという次第です。何という
美しくて判りやすい主にひらがなの書による和歌の数々。その多くが
大好きな古都奈良を詠んでいます。私にとって會津八一という芸術の
「発見」でした。

好きな子規と八一、その二人が推奨する良寛ですから、これも今後読まなければ
なりません。こうして知識や芸術、美が自分の中で拡がっていく喜びは
なかなか嬉しいものです。
by nakayanh | 2009-05-13 11:34 | 読書
41歳から48年掛けて前人未到の2千回公演達成、凄いことです。
あのお歳であれだけの演技が出来るのは驚くべきことで、素晴らしいのですが、
うーん、正直に言いますとちょっと複雑な気分です。こんなこと書いたら
気分を害される方もいらっしゃるでしょうが、私的なブログなのでご容赦下さい。

土曜日午前中ジムでエアロバイクを漕ぎながら、NHKアーカイブズで
放浪記の特集を観ました。その日の午後の公演が2千回目、その夜の
森光子さん生出演の番組も先程録画で観ました。

私は1600回を超えた2005年頃一度だけ大阪の梅田コマで拝見しました。
正直に言ってそれ程の舞台とは思えなかったのです。歌舞伎は兎も角、
現代劇は殆ど行ったことがなく、偉そうな批評はとても出来ませんが、
近年観た中ではピーターの「越路吹雪物語」や都はるみが母親を演じる
「都はるみ物語」の方がずっと面白かったです。有名な「でんぐり返し」も
だからどうなんだ、という印象で、唯一面白かったのは小鹿敦が演じる
菊田一夫が良く似ていること位でした。

プロ野球でよく連続出場が話題になります。かつては広島の衣笠幸雄、
今は阪神の金本選手です。金本アニキは今も十分な働きをしていますので
何も申し上げることはありませんが、鉄人衣笠の最後の方は、連続して
出ることが目的になっている印象が強く、本人の記録には良くても、
チームの勝利という目的のためには本当に良いのか、という印象でした。
ヤンキーズの松井も一時そんな雰囲気でしたが、怪我で出場が止まり、
却って良かったと思います。

一人でも見たい人がいる限りボロボロになってもやるというのもプロだし、
一定レベルを維持出来なくなったら潔く辞めるのもプロで、プロ野球では
前者の代表が野村克也、後者の代表が長嶋や王貞治でしょう。いずれもも
プロとして見事でしたが、いずれにせよその引き際は本人が決めることです。
森光子さんは多分前者で、商業演劇として十分に観客も入るから公演も
続けられるのですが、何処で区切りをつけるのかは興味深いところです。
今の「放浪記」がプロの演劇としてどうなのか、劇評家の冷静な評価も
聞いてみたいところです。

長く勤めることの偉大さは十分承知した上で、女優としての実力で言うと、
杉村春子、田中絹代、山田五十鈴、水谷八重子の方が上だったと私には
思えるのですが、こういう比較自体が不謹慎なのでしょうか。
酔流亭さん、Fouさんご夫妻の4人で金曜夕「神田まつや」蕎麦会をやりました。
酔流亭さんも私もFouさんご夫妻とは初対面です。
酔流亭さんとFouさんが一つのブログを通して知り合われ、Fouさんが
酔流亭さんのブログにも書き込まれる内、私ともブログ仲間になった次第です。

当日は5:30スタートのところ、私は5:45頃に着きました。酔流亭さんと
もう一人男性が店の前に立っておられ、それがFouさんご主人でした。
Fouさんが車を置きに行っていた為で、おかげで私も遅れずに済みました。

Fouさんは如何にもフランス語講師らしくおしゃれでモダンで溌剌とした方、
そのご主人は当然ながら背が高くダンディ、それでいて穏やかで優しい方です。
ご主人はドクターストップとのことでお気の毒にも酒を飲まずウーロン茶、
後の三人はビールの後当然燗酒。まつやの菊正宗は相変わらず旨い。
肴は酔流亭さんにお任せして、鰊煮、板わさ、焼き鳥、蕎麦掻き。

話は、Fouさんご夫妻の馴れ初めから、Fouさんと酔流亭さんが出会う
きっかけとなったブログの主のこと、Fouさんの生い立ちや神戸のこと、
Fouさんご主人のネパールでのご活躍、Jazz談義、Fouさんがこれまでで
最高だったというカトマンズの蕎麦のこと、花まきさんや花巻蕎麦の
由来、蕎麦ブログ仲間のがじゅたんや髭彦さん、佐平治さんのこと等等、
話し上手なFouさんと聞き上手な酔流亭さん、ご主人の間で尽きることが
ありませんでした。

本来の閉店時間の8時を大きく過ぎ、客もまばらになったところで
最後のもりそばで締め、名残惜しいながらもお開きとなりました。
Fouさんがわざわざ笹巻けぬき寿司で買われたお土産まで頂き、
雨上がりの週末の街を、ほろ酔いで気持ち良く家路に着きました。
Fouさんご夫妻、酔流亭さん、有難うございました。
by nakayanh | 2009-05-09 06:50 | 蕎麦
5日間の休みの内、2日以外の4日間は朝5~6時に起き、
サイクリング30K前後。5,6日はジムで筋トレとエアロバイク。
自転車走行トータルは合計217.5K で、ランニング換算(×0.4)で
87Kでした。マラソンランナーだった頃は正月休みなど1日平均20Kを
目安にしていましたから、それよりはやや少ないものの、久々に
まあまあトレーニングが出来たと思います。休みでなくても
これに近いことが続けられればメタボも解消されるのですが、
勤めが終わるまではなかなか難しそうです。最長あと2年余り、
40年近いサラリーマン生活を考えれば僅かな時間の辛抱ですが、
残された人生の中での2年は長くもあります。

早く晴耕雨読ならぬ晴走雨読の生活に入りたいものです。