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昼休みにワンセグで8,9回を少し見ましたが、8回裏の日本の追加点が良かったですね。
テレビのサンデーモーニングで張本さんが「大リーグの野球はもはや大したことない。」
といつも豪語していて、皆半信半疑というか、殆ど小ばかにしている雰囲気でしたが、
ある程度証明された感があります。勿論大リーグがベストメンバーで臨めばとても敵わないでしょうが、
日本のベストメンバーがアメリカの単独球団やそこそこの選抜チームとやれば、十分勝負になる、
というか日本の方が強そうです。ボクシングやアメフットなど、直接体をぶつける格闘技だととても
相手になりませんが、そうではない野球のようなゲームだと、日本のきめ細かさや組織力が
十分に生きてきます。それに、そもそも大リーグのベストメンバーにはイチローや松井やゴジラ等
外国籍の選手が大勢含まれるので、大リーグイコールアメリカではないのですが。

今回のアメリカの準決勝敗退は、何となく最近の金融資本主義の崩壊によるアメリカの国力低下を
象徴するような気もします。
午前中お袋を見舞いに蕨の介護付老人ホームへ行きました。今年10月で90歳、
車椅子で生きてはいるのですが、もう殆ど反応がなく息子だと判っているんだかさえ
判りません。なかなか切ないものです。洒落の判る気の合うお袋だったのですが。
学生の頃夏休みや冬休みを終えて東京に行く時、門の前で見えなくなるまで手を
振ってくれていました。恥ずかしいけど嬉しいものでした。

帰りに半年前に出来た「越谷レークタウン」に行きました。当初は近所の「ユニクロ」へ
自転車でジーンズを買いに行こうと女房と話していたのですが、雨っぽいので
予定を変更したものです。私は初めて、女房は2回目です。

昔は何もないだだっ広い湿地帯だと思っていたところに一大ショッピングタウンが
出来上がっていて吃驚です。先ずは入口近くの「バーガーキング」で昼食。
子供が小さい頃アメリカで随分お世話になったお店です。
ハンバーガーの大きさはアメリカ並み、フライドポテトを食べ切れませんでした。
オニオンリングは小さな輪っかばかりで、あれはどうなっているんでしょう。
私が子供の頃はホットドッグしかなかったので、テレビの漫画「ポパイ」に出てくる
丸い「ハンバーガー」がどういう食べ物かずっと不思議でなりませんでした。
日本に初めてマクドナルドの店が出来たのは大学の頃だったでしょうか。

お目当ての「ユニクロ」を探して右往左往、1キロくらい先の一番端っこにありました。
人出は一杯なのですが、それぞれのお店を覗くとそれ程客が入っていない店も多く、
半年持たずに閉店している店もありました。絶好調のユニクロもあんなに遠くては
少し強気に過ぎた感があります。ジーンズを2本買うと割安なので女房と一つずつ買い、
裾上げを頼んだら1時間以上待つというので諦めました。別のユニクロ店でも
やってくれるというのでそのまま持帰ることにしました。

武蔵野線に戻ったら強風のため運転見合わせ中。がっくりきましたがホームの
待合室で待っていたら程なくして運転再開。のろのろ運転ながら何とか2時過ぎに
新松戸に帰り着きました
雨で出かける気もせず、WBCの日韓戦を見ました。2次ラウンドの順位を決める試合で、
勝っても負けても大勢に影響のない試合でしたが、十分面白かったです。
日本は負けると今大会韓国戦1勝3敗で、もし優勝でもしたらみっともないですから、
やはり勝って欲しかったです。

日本の先発投手内海は荒れ球というか、コントロールがいまいち。日本なら
即退場の頭へのデッドボールで更に動揺してしまいました。もう少し気持ちの強さが
あれば良い投手なんですが。2番手の小松が見事でした。去年のパの新人王だ
そうですが、若いのに向う気が強く、素晴らしいピッチングでした。コントロールも良く
低めに決まっていました。田中マー君も元気良くて好きなんですが、打たれると急に
しょげるのが良くありません。「あんなのまぐれさ」位の図太さともう少しのコントロールが
あれば、大投手になれると思います。松坂の凄さは図太さではないかと思います。

バッティングでは内川のホームラン、青木のバッティングの上手さが光りました。
小笠原の勝越し打は気持ちの入った良いバッティングでした。稲葉のシュアーな
バッティングも素晴らしかったです。村田は1塁の守備でも走塁でも見事でしたが、
怪我での欠場が残念です。もう少し絞り込めば大打者に成れそうです。侍ジャパンで
ホームランが打てそうな雰囲気を持っているのは彼だけですから頑張って欲しいです。

守備ではセンター青木とライトイチローは鉄壁という印象でした。急ごしらえの
サード片岡も渋くて良い選手です。阿部は久々の先発だからか、あまり良いところが
ありませんでした。最後の打席でやっと彼本来の思い切りの良さが少し出ました。
途中出場の亀井は見事な活躍でしたし、出してもらえない河崎のベンチワークも
立派でした。彼ほどの選手が出られないのだからも贅沢なチームです。

原監督の爽やかさ、山田ピッチングコーチの存在感も素晴らしく、星野監督でなくて
良かったと思います。準決勝で負けて3位にもなれなくても十分評価できるチームです。

内海のデッドボールの後の韓国の冷静な対応も見事でした。星野ジャパンが
デッドボールを受ける側だったら、きっと対応が違っていたでしょう。気が強いだけの人で
彼のチームは必ず暴力的で品がなくなりますから。韓国はその点なかなか大人の
チームだと思いました。

これで日韓2勝2敗、決勝戦で決着を付けたいところです。WBCの運営で一つ残念なのは、
日韓は下手をすると5回も戦うのに、組み合わせで全く対戦しないチームが多いことです。
敗者復活は良いルールだと思いますが、ベスト4からは総当りでも良い様に思います。
本当はベスト8総当りのリーグ戦が良いですが、シーズン前でもあり、無理なんでしょうね。
マラソン同好会10周年記念エッセイ集の編集で多大なお世話になったフーさんの慰労&
千葉への転勤壮行会で新丸ビル5階の「石月」に初めて行きました。「いしづき」と読みます。
新丸ビルは2,3回目、2年振りくらいですが、ビルの中が街になっている感じで驚きました。
田舎者もいいところです。

予約しておいたので4人掛けの席にゆったり座れました。満席です。
店内は明るくさっぱりした造作。シンプルで良いのですが、何となく手抜き感も。

生ビール、冷酒「豊の秋」、燗酒「春霞」、冷酒「忘れました」、鴨ロース、卵焼き、アサリの
蕎麦湯蒸し、根わさびとキャベツの何とか、天麩羅盛合わせ等。盛り付けもシンプルな
小振りの皿に素朴に乗せてあって、凡そケレン味がありません。丸の内という
ビジネスライクな場所柄でしょうか。花番は若いお兄ちゃんとお姉ちゃんでこれもさばさば。
お銚子、お猪口も当然白磁のシンプルなものです。

全体に値段はそこそこ、まあ場所柄仕方ないでしょう。そばはフーさんが辛味おろし蕎麦
(だったかな)、私は卵とじ。旨かったです。銚子一人4本飲んでしまい、帰りはかなり
酔っ払いました。
by nakayanh | 2009-03-20 09:07 | 蕎麦
鳩山弟さんが息巻いた結果、建替えに色々制約が付きそうですが、あのビルが残す程の
文化的価値があるとは私にはどうにも思えません。ただの小汚い低いビルで、
一等地にあるのは非効率としか思えないのですが。鳩山兄弟が幼い頃記念切手を
買いに行ったところとかで、個人的感傷や思い入れが強いようです。
この未曾有の不況下にビルを建て直す、という貴重な経済行為に政府が水を差すのは
経済対策と矛盾するようにも思います。

歌舞伎座の方が外観だけでも残す価値は遥かにあるように思いますが、
あれとて中は客席もトイレも狭いしエスカレーターすらないし、ショップもロビーも窮屈で、
今時のホールとしては設備は三流以下です。観客としては是非中身は建替えて欲しいです。
建替え後はチケットの値段がきっと上るだろうから、その点は困りますが。

鳩山さんはその前のかんぽの宿バルクセールに待ったを掛けて男を上げ、
調子に乗り過ぎている感もします。確かにあれは出来レースっぽく、胡散臭いですが、
早く売却しないと機会損失の排除というメリットを失い、高く売れてもその間に損失が
さらに膨らむという結果になるように思います。そもそも簡保で集めた資金で
こんな殿様商売をしたことが間違いなのでしょう。
金曜夜、会社で隠密に作っている京都検定クラブの春の懇親会を根津の「よし房凛」で行いました。
参加者は正会員の4人。正会員はその4人だけ、他に準会員が2名います。

いつもは長老で第一回京検2級合格の事務局長馴染みの四谷のスナック
(事務局長はそのスナックの名誉顧問です)で会合(京都検定対策検討、
反省会、祝賀会等、常にカラオケつき)を開くのですが、今回は副会長が
ご主人の転勤で急遽九州に行かれることになったため、送別会を兼ねて
会長の私が主催、馴染みの「よし房凛」さんで開かせていただきました。

6:30入店、予約しておいたので右奥の四人掛けに落ち着きました。
ビールで乾杯の後日本酒の開運、清泉。事務局長と上席副会長(3級合格者)は
途中から烏龍茶です。肴は卵焼き、がんも、鴨焼き、蕎麦刺し身。お通しは洒落た
ものを2品用意して下さいました。いつもながら心遣いが嬉しいです。

他のメンバーは京都出身で京都には詳しいですが、蕎麦は素人です。よし房さんの丁寧で
心の篭った料理に皆さん感心し、喜んで下さいました。

最後の蕎麦は私の勧めで全員刻み蕎麦。これも十分喜んで頂けたようです。
九州へはご主人一人単身で行かせろ、と皆で大分副会長にプレッシャーを掛けましたが、
翻意はならず、9時過ぎ散会としました。
by nakayanh | 2009-03-15 10:12 | 蕎麦
著者は三菱UFJ証券チーフエコノミスト。今回のアメリカ発世界金融危機をサブプライムローンの
仕組みや問題点、アメリカ金融帝国及び新自由主義の台頭と完成、そして崩壊と今後どうなるかを
実体経済への影響も含めて判りやすく説明してくれています。

とても良い本だと思いますが、一つ賛成できないのは、今回のサブプライム問題の根幹である
リスクを見えなくした証券化を背景とした住宅価格の上昇によるバブルの最大の戦犯を、
グリーンスパン前FRB議長と名指ししている点です。皆がバブルに酔っている時にブレーキを
掛けるのがFRB議長の役割だといい、名FRB議長ウイリアム・マーティン(1951~50の議長)の
「皆が盛り上がっている時に、さあお開きですよと言って、パンチボウルをさっさと下げるのがFRB
議長の役割」という言葉を引用して、それをしなかったグリーンスパンを非難しています。

一見その通りだと感じますが、私の認識では少し違います。グリーンスパンは確か95年頃の
株価上昇時に「根拠なき熱狂(irrational exuberanse)」との有名な言葉を吐いて
警告を発しました。その時の経済界やマスコミ、ジャーナリズムの反応はどうだったかというと、
総スカンでした。曰く「株価や景気の行き過ぎを云々するのは議長の仕事ではない。お前は
金融と金利だけ見ていろ。」というような物ばかりでした。このとき彼は「バブルははじけるまで
放って置くしかない。」と学習せざるを得なかったのだと思います。2005年前後の住宅バブル
の時も恐らく彼は懸念を抱いていたでしょうが、言えませんでした。何故ならインフレが顕在化
しておらず、その兆候も明確でなかったからです。W.マーティンの言う「パンチボウルを下げる」
タイミングは”インフレが顕在化しそうかどうか”を見極めた時です。インフレの兆候もない時に
パンチボウルを下げようとしても又非難轟々の目に会っていたでしょう。グリーンスパンは決して
間違っていなかったと思います。バブル時にインフレが発生しないのは最近の傾向のようで、
その理由は当時の経済学者でもよく判っていなかったようです。ノーベル賞の経済学者でも
判らなかったことが、グリーンスパンに判る訳がありません。グリーンスパンを非難するのが
間違っていると思う所以です。
by nakayanh | 2009-03-14 09:34 | 読書
第140回芥川賞受賞作。文芸春秋3月号で読みました。

文章は上手く表現力、描写力も大したものだと思いますが、如何せん面白くも何ともない人達、
自分自身と同じような取るに足らない人達の生き方、考え方を詳細に見せられても、
やはり面白くも何ともなく、「文章は上手いけど、だからどうなんだ」と言いたくなってしまいます。

主人公は4年制大学を出て10年位経った独身女性の契約社員で、その母親や、
学生時代からの友達や、その子などが淡々と語られていきます。
主人公は30代前半だと思うけれど、全く色気も何もなく、殆ど魅力がありません。
真面目に生活しているだけが取り柄で、夢も波乱もなく、まあつまらない人生で
自分自身を見ている様でもあります。もう少し何とか成らないものか、
こんな人のことを書いて何が面白いのか、味わいがあるのか、よく判りません。
by nakayanh | 2009-03-14 01:26 | 読書
ワインなんて赤と白とロゼしか区別が付かない私ですが、ひょんな経緯で
ワイン仲間にも加えて頂いています。その中の一人が
転勤?で今月末地元の大阪に帰るのですが、江戸前の蕎麦屋に行きたいとのことで、
私がセットして今日の2時神田まつやに5人で出掛けました。
土曜日のまつやって混むんですねえ。2時でもずっと待ち客の行列です。

4人集まったところで列に並んで、何とか6人掛けを占拠しました。
最後に一人が暫くして到着、全員揃いました。

ビール、熱燗、焼き鳥、湯葉わさび、板わさ、予約しておいた卵焼き
(相変わらずふんわり歩の甘くて美味しい)、蕎麦掻き、予約の太打ち、
鳥わさ。締めは大もり2枚とかき揚げ丼、親子丼を皆でシェアしました。
5人いると色々味わえて楽しいです。

この後ミュージカルを観に行く一人の方が4時過ぎに店を出、
暫くしてお勘定。別の飲み会があるもう一人が帰り、3人で
竹むらへ行きました。ここも結構な客の入り。
私はところてんを頂きましたが、さっぱりと美味しかったです。

近くの「志乃田寿司」で持帰り用の寿司を買って5時過ぎ解散、
やっぱり神田まつやはいつ来ても良いなあ。
by nakayanh | 2009-03-08 00:42 | 蕎麦
「閉塞経済」金子勝(ちくま新書)
サンデーモーニングでいつも辛口コメントをしている慶應大の教授です。小泉改革(というか竹中さん)を徹底的に批判している方ですが、この本を読む限り、ではこの方に任せればもっと良くなるかというと、そんな印象は持てませんでした。他人の批判はされていますが、では自分ならどうする、という部分のインパクトが弱いように思いました。色々前提条件が必要なようで、上手く行かなかった時に「この前提条件が崩れたから駄目だったんだ。」というような言い訳ばかり多そうな気がしました。これまでの経済学は人が経済合理性を基準に行動するという前提で理論付けられているため、大恐慌時代のような異常時には役に立たないのだそうです。
でもその時でも何らかの現実的な解決策を見出してくれなければ、為政者にはなれないでしょう。榊原さん程ではないものの何となく次期政権での猟官運動の匂いがするのですが、私は任せたくないなあという印象です。
「悩む力」姜尚中(集英社新書)
マックス・ウエーバーと夏目漱石を例に取りながら、人は悩みを持って、それに真っ向から立ち向かい、乗り越えたり、挫折したりしながら大きくなり、大人になっていく、というような内容の本でした(と思います)。彼のような頭脳明晰で切れるイメージの人でも、意外に我々凡人と同じレベルの悩みを持っているんだ、と身近に感じられ、安心しました。でもやっぱり賢く偉い人はそのイメージも大事にして欲しい、という気がします。昨年の紅白に審査員で出ていたのには吃驚、且つ少しがっかりでした。

「落語の国からのぞいてみれば」堀井憲一郎(講談社現代新書)
私が勝手に「東海林さだお系の漫文の後継者」と目している堀井憲一郎の、お得意の落語に関する本です。
年齢は満年齢で数える方が便利、というのは納得しました。最近の何処かの高校入試でこの本の一部が試験問題に使われたそうです。彼は蕎麦にもかなり詳しい筈なのですが、最近は蕎麦関係のコラムをあまり見かけず、その点はやや残念です。

「落語家は何故落語を忘れないのか」柳家花禄(?)
すみません、手許に本がないので、題名ややいい加減、出版社不明です。
人間国宝五代目柳家小さんの孫で若手落語家のホープです。当然彼が小さんを継ぐと思っていたら、
小さんの息子でぱっとしない落語家が継いでしまいました。特にそれを不満にも思っていないようで、その辺りの彼の生真面目さ、人の良さが随所に溢れた本です。米朝の息子の小米朝(最近米団治を襲名)は同じ若旦那にしても遊び人の匂いがしますが、花禄は本当に生真面目のようです。でも一途に落語を愛し、真剣に取り組んでいる様子は好感が持てます。志ん朝のような落語家になる可能性も秘めているように思います。

# by nakayanh | 2009-3-6 0:6 | 読書 | Trackback
by nakayanh | 2009-03-06 00:08 | 読書