人気ブログランキング |

<   2008年 03月 ( 18 )   > この月の画像一覧

「家も女も振り捨てて、足の向くまま京の春、気分は車寅次郎。」という都都逸だか何だかを頭に浮かべつつ、春の京都に行ってきました。大阪のブラバンのコンサートを2週間後に控え、日曜午後の練習がメインです。

土曜、朝9時過ぎ着。山科の疎水を見に行きましたが、菜の花は盛りなものの桜はまだちらほら状態。急遽取って返して、南禅寺から哲学の道へ。春のぽかぽか陽気でしたが、ここも桜はまだちらほら咲き程度でした。でも山シュユの黄色や雪柳の白、椿の赤などが鮮やかで、思わず笑みがこぼれるほど美しかったです。

昼は久々に北白川の「みな川」へ。このところ「藤芳」に通い詰めて?いたので、数ヶ月振りです。生ビールに絶品の崩し豆腐、常温の酒に鰊煮(春野菜のサラダと塩昆布が添えてあって、美しくて旨い!)、かけそば。温かい蕎麦も旨いなあ。

その日は夕方から神戸の住吉で、中学高校の母校ブラスバンドがコンサートをやるので、それを聴きに行きました。それはまた別の機会に書きたいと思います。
by nakayanh | 2008-03-31 01:46 | 京都
京都へ行く時、大手町の地下から歩いて行くことが多いのですが、途中丸の内オアゾという洒落たところを通ります。この2,3年で出来たのではないかと思いますが、一度入って見たいと思いレストランを調べたら、いろんな店があるのですね。

昨夜は会社のマラソン仲間4人の会の幹事役となったので、オアゾの中から「和食えん」という店を選びました。2日前に予約しましたが、結構一杯そうな雰囲気でした。4人のうち2人が先日の荒川フルで自己新を出したお祝いの会です。

6:30待ち合わせ、皆さん私と違い現役バリバリの方達で仕事が忙しく、異動の季節でもあってやや遅れ気味でしたが、無事集合。予約しておいた春の会席料理を頂きました。

店内はカウンター、テーブル席、東京駅近辺の夜景が見える掘り炬燵の座敷があり、結構広いのですが、超満員状態で凄い人気です。我々は座敷です。

料理はまあまあですかね。親父4人で行くよりカップルで行く方が良さそうです(いつでもどこでもそうか)。

一人は50歳にして月間300Kを4ヶ月こなし、シューズやタイツ、食物まで、銀座アシックスの可愛いお姉さんの勧めるがまま装備に5万円費やした甲斐あって、見事3:07と自己ベスト21分更新。サブスリーが視野に入ってきました。

もう一人は40代後半、200Kを2ヶ月こなし、3:25と2分短縮。これも激務の中立派なものです。

今年の荒川は例年になく無風で走り易かったそうです。午後暑くなったのではとの問いに、「暑くなる前にゴールしてた。」との嫌味な回答でした。

他の一人は40台半ばで最近コンスタントに3:30を切る松チャンです。彼のベストは3:17、私は10年以上前に3:21という自己ベストがあるので、サブ3:30クラブと言う次第。マラソンの話題で大いに盛り上がり、実に楽しい会でした。
昼の部に行きました。團菊に加え、芝翫、富十郎、藤十郎、仁左衛門、田之助、梅玉、秀太郎、時蔵、福助、左團次、我當、錦之助等々、書き切れない程の豪華メンバーです。

昼の演目は「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)陣門・組打」、「廓文章・吉田屋」等でしたが、昨日の寝不足と幕間のビールが効いて、吉田屋は半分位寝てしまいました。

「一谷」の陣門・組打は熊谷直実が敦盛の身代わりに息子の小次郎を討つ、という内容で、これも有名な「熊谷陣屋」の前段です。深刻な心理描写の芝居ですが、遠見の熊谷、敦盛と称して、同じ衣装を着た子供を遠景で見せる演出が、融通無碍な歌舞伎らしくて楽しいです。

「吉田屋」は和事の典型で松嶋屋仁左衛門のお家芸、様子の良い仁左衛門と花魁夕霧の福助の美しさ。吉田屋の主人夫婦左團次、秀太郎がぴったりの役どころ。特に﨟たけた商家の女将役は秀太郎が抜きん出ています。
by nakayanh | 2008-03-24 01:10 | 歌舞伎
土曜はお昼を挟んで半日、自宅近くのジムでトレーニングをやりました。

10時過ぎから筋トレ30分、その後エアロバイク1:30。負荷90(単位は知りません)程度で57.5Km(ジョグ13K相当)。高校野球を見ながらで、愛知の高校が勝ちましたが、良いゲームでした。愛知・成章のピッチャーが落ち着いていて立派でした。

昼はコンビニで買ったおにぎり2個をジムの休憩室で。これくらいのカロリーで十分なんですよね。

午後は水中ウオーク1:40で3Km(ジョグ12K相当)。これが退屈なんですなあ。25Mプールをひたすら60往復です。1往復どんなに急いでも1分半掛かります。

これ位のトレーニングを以前のように週に最低2日やれば、もう少し体が引き締まるんですが、足を痛めて以来モチベーションが低下し、精々月に2,3度。そろそろ何とかしなければと思います。
雨の中、女房と行って来ました。昔から都はるみの演歌が大好きです。ライブは3回目。
戦後女性歌手2人選ぶなら、間違いなく美空ひばりと都はるみだろうと思います。ひばりも好きですが、私には断然都はるみです。

ライブを見た最初は大学3年か4年の時、今は無い日劇の一番安い天井の傍の席で見ました。デビュー当時のあの「うなり」は衝撃的で、それ以来の虜ですから、年季が入っているでしょう?
次は10年位前かな。日生劇場のロングラン公演でした。

今回はデビュー45周年ということで、第一部は「都はるみ物語」。生い立ちから恩師の作曲家市川昭介との出会いと成功まで、都はるみが自分の母親役で、はるみ役は新人の演歌歌手渕上雅代が演じました。都はるみ物語をやると聞いて直ぐにチケットを申し込みました。今日が千秋楽。

出演は市川昭介を矢崎滋、他にかしまし娘や松竹新喜劇の名脇役だった高田次郎など芸達者揃いです。歌手のコンサートの添え物芝居なんて大した事ないだろうと思われるでしょうが、それは大間違いで、実に素晴らしいものでした。2,3年前に見たピーターの「越路吹雪物語」も良かったですが、それを凌いでいました。森光子の「女の一生」なんて目じゃありません。都はるみに思い入れがあるからかも知れませんが、1時間半の劇の間涙が止まらずに困りました。市川昭介とはるみの母親が亡くなったから出来た芝居で、しかもはるみが母親役をやれる間しか出来ない期間限定の芝居でしょうが、私が今まで見た芝居のベストワンかも知れません。それ程沢山芝居を見ている訳ではないので、余り偉そうなことは言えないのですが。

矢崎滋が素晴らしく知性を感じさせる好演でした。かしまし娘の未だに面白いこと。三人が普通に話しているだけで、最近のお笑いタレントより遥かに面白い。あの芸が判らない若い人が気の毒にさえ思います。

第二部はお決まりのヒットパレード。ヒット曲が多過ぎて好きなのに聴けない曲もありますが、主要な曲はきちんと3番まで唄うのが立派です。私は勿論殆ど知っている曲で、口ずさみながら聴いていました。60歳の彼女は流石にピークの頃に比べ、声量など少し落ちて来てはいますが、それでもいつまでも歌い続けて欲しいものです。

「チケット代以上のものをお客様に持ち帰っていただけなくなった時が私の定年です。」と公演パンフレットの中で語っていますが、A席6500円は実に安く感じました。
by nakayanh | 2008-03-21 00:33 | 音楽
昼、春の陽気に誘われふらふらと久々に神田まつやへ。大ごま蕎麦を頂きました。旨くて腹の加減にもこれ位が丁度良いです。それにしても少し外に出ただけで、午後暫く目のかゆみに悩まされました。目をガードするマスクを作れば売れること間違いなし。

夕方、会社帰り再度ふらふらと神保町まで歩き、三省堂に行きました。予定していた岩波文庫の「蕪村書簡集」を買った後、店内をあちこちブラウズしていたら、自由価格本のコーナーとか云うのがあって、藤村和夫著「麺類杜氏職必携・そばしょくにんのこころえ」ハート出版社刊、定価5千円の立派な本が2100円で売られていて、思わず買ってしまいました。一冊丸々読了する自信はありませんが、索引も付いているので何かの時参照するのに役立ちそうです。本屋の中にこんなコーナーがあるとは知りませんでした。日頃は自宅や会社近くの小さな本屋に行っては却ってフラストレーションを溜めていますが、たまに大きな本屋に行くと色々楽しめてストレス解消に良いですね。
土曜は午前中ブラスバンドの練習。クラリネットは5人揃いました。私以外は皆若い女性ですが、実に思い切りが良く、初見でも上手いものです。クラは珍しく揃ったけど、サックスと金管がまばらで、パーカスも欠席、全体としてはやや物足りませんでした。

午後、本郷3丁目の「田奈部」でビール中、菊正燗酒、卵焼き、小あじ一夜干、とろろせいろ。
先客は年配の紳士、サラリーマン二人連れ。後から若い女性一人等。湯島からも徒歩10分位で、私にとっては地の利も良好で蕎麦酒肴も満足出来るお店です。湯島天神横の春日通切通し坂を上っていくと、向こう側に蕎麦ダイニングのお店があって、少し気になりました。

日曜は松戸の伊勢丹11Fレストラン街で昼食、「築地植むら」の千円ランチwithビール中。
「築地植むら」本店はミシュラン星二つ、とレジ横に出ていました。それとは関係ないでしょうが、ランチもなかなか充実していました。その後松戸市民ホールで新聞屋さん主催の映画会。「watch with me 卒業写真」という邦画。瀬木直貴監督、主演津田寛治、羽田美智子で去年公開だそうです。末期がんで故郷のホスピスにいる報道カメラマンと妻や友人、親戚の愛情溢れる物語。出来は、まあまあかな。真面目に作られた佳作です。エンディングでハイファイセットの「卒業写真」が心地良く流れるので、最後まで席を立つ人が少なかったのは良いことでした。

後は夕方までジムで水中ウオーク3K。一生懸命歩いても1K30分掛かります。

夜は夕飯を食べながら、サントリー:三洋のラグビー日本選手権決勝観戦。サントリーが慎重過ぎたというか消極的だったのが敗因で、後手後手となりつまらないゲームでした。2トライ2ゴール以上離されているのに、ゴール前でラックばかり作って時間を無駄に潰していたのが惜しまれます。
これも久々に行きました。3,4年振りでしょうか。夜中までやっている蕎麦屋というのが特徴で、
それ程の印象はなかったのですが、久々に行ったら実に良いお店でした。

ビール中、冷酒、あと肴は何だか忘れましたが、どれも美味しく値段もリーズナブルでした。毎度のことですが、我ながらいい加減なコメントだなあ。写真もないし、店の情報も何も書かないし、根がいい加減と言うか、蕎麦屋にいる時はただひたすら憩っているので、写真もメモもしている暇がないのです。他の蕎麦好きの皆さんはきちんと記録されていて、心から尊敬します。

ここは、銀座の綺麗な粋筋のお姉さんと同伴の旦那衆がよく連れ立って来るので、目の保養にもなりますし、漏れ聞こえる会話(決して聞き耳なんか立ててません)が、いろんな人の人生を垣間見る思いでなかなか楽しいです。

蕎麦は普通のせいろと田舎の二色もりを頂きましたが、田舎が大好きな山形並の太打ちで堪能しました。先日の泰明庵といい、いけたにといい、やはり銀座の蕎麦屋は流石です。
by nakayanh | 2008-03-15 20:22 | 蕎麦
先日久々(2,3年振り?)に行って来ました。

メニューの多さや、種物などで融通が利くお店で、居酒屋のガイドブックにも出ている程有名です。蕎麦はそれ程でも、と思っていたのですが、やはり良いお店でした。

あの泰明小の前の細い通りが良いですね。小津の映画に出てきそうな、銀座の裏町のネオン街の雰囲気が素敵です。6時過ぎ入店、幸い1階が空いていました。ビール中、冷酒、刺し身盛合わせ、ふきのとう天麩羅、卵焼き。最後は冷やしおかめ、こんな種物が有るのも嬉しいですね。量はいやと言うほどたっぷりです。

7,8年前、日比谷に勤務していた頃はよく通い、それ程凄い店とは思っていなかったのですが、久々に行ったら「まつや」並みの居心地の良さで感動しました。銀座で店に迷ったら泰明庵にしようと思います。
by nakayanh | 2008-03-14 04:47 | 蕎麦
新・御宿かわせみでは、何と、これまで主人公だった神林東吾と畝源三郎が2人ともいなくなっているのです。東吾は幕末戊辰戦争の後、榎本武揚の軍隊を函館に連れて行く軍艦を操縦していて嵐に会い行方不明、源三郎は事件探索の途中非業の死。作家の独創性、思い切りの良さには驚かされました。2人ばかりではなく、医師麻生宗太郎の妻七重、息子小太郎、七重の父までもが維新直後のどさくさに強盗殺人で惨殺されています。畝源三郎はその事件探索の途中で殺されたものです。

従って、新シリーズでは主人公は神林家(本家)の長男(実は東吾の実子)麻太郎と、源三郎の長男源太郎の捕物がメインです。それにかわせみの女将おるい、娘千春、麻生宗太郎の娘花世等が絡みます。麻太郎はイギリス留学帰りで外国人居留地で働く医師、源太郎は私立探偵です。麻太郎、源太郎、花世、千春の青春物語に変わっているともいえるかも知れません。

しかし、前シリーズであれほど皆屈託なく生きていたのに、新シリーズでは登場人物全員が近い親族を非業の死で亡くし、屈託というか心の傷を持って生きています。源太郎に至っては実母とも折り合い悪く一人住まいで、見かねた長助(源太郎の父源三郎の配下の岡引)が通いで面倒を見ています。

舞台はやはり宿屋のかわせみが中心です。女将のおるいや女中頭お吉、番頭嘉助は健在です。若い世代に上手く代替わりさせたともいえますが、皆が屈託を持っている点が何となく何があっても心から喜べない感じで、前シリーズとは似ているようで趣は異なります。これからどうなっていくのか楽しみではあります。
by nakayanh | 2008-03-13 02:53 | 読書