人気ブログランキング |

<   2007年 08月 ( 18 )   > この月の画像一覧

水曜夜、2週間振りに行ってきました。夕方5:45頃に入店、割と空いていました。

ビール中、冷や酒、焼き鳥、大もり。6:30まで小一時間、まるで自宅にいるように寛げます。
じゃあ、自宅で飲めば良いじゃないかと言われそうですが、これが違うんですね。
どこがどうとは言えないんだけど、やっぱり自宅じゃ無理なんです。
ところで最近、まつやの蕎麦汁は辛すぎず甘すぎず、本当に旨いなとしみじみ思います。
by nakayanh | 2007-08-30 00:40 | 蕎麦
先週末も関西に行ってきました。主目的は土曜夜のブラバンの訪問演奏で、バンドの地元大阪阿倍野区の小学校の盆踊り大会での演奏ですが、京都を見ることと関西の蕎麦屋に行くこととが主目的と言われても反論できません。

土曜は久々に奈良へ。もう1年振り以上でしょうか。京都から近鉄で10時過ぎ近鉄奈良着。暑い日でしたが午前中興福寺散策、博物館の沢山の素敵な仏像達に再会。どれも優しく健気でおおらかで思わず微笑んでしまいます。
昼は福智院北の馴染みの「大喜多」。11:30開店のところ11:35に着いたら既にほぼ満員、相変わらずの繁昌振りです。本などに全く紹介されていないのにこの人気はやはり蕎麦が旨いからでしょう。地の利が良い訳でもなく、昼間3時間くらいしかやっていない筈なのに。ビール中、冷酒、身欠き鰊、天ぷら蕎麦。海老と10種以上の季節の野菜天麩羅がてんこ盛りで、申し訳ない位の安さ(天麩羅だけで5百円!)です。私と会社同期(会社では知らなかったのですが)の方が50過ぎに脱サラして開業、奥様と二人で一生懸命のもてなしに頭が下がります。
午後は国立博物館が休館中の為、地下のミュージアムショップで小物ショッピング。
夕方、大阪の猛暑の中、小学校の体育館で演奏20分。出番を終えてから手作りの美味しいアイスクリームを頂いて解散。
夜は初めて夜の谷町九丁目「月山」へ。予約なしで7:30入店、満員の人いきれでちょっと焦りました。「立て込んでいるので注文の品を出すのに時間が掛かりますが良いですか。」との問いに勿論応諾。のんびりしに来ているのだから望むところです。カウンターの席を整えるのに2,3分待って着席。生ビール、冷酒片口、鱧梅肉添え、小海老掻き揚げ等、板蕎麦。太打ち十割の板蕎麦は「あらき蕎麦」程の野趣ではないですが、ワシワシ、ムグムグと最高です。接客も気配り良く心地良い至福の一時です。隣の芸能関係風のカップルの実に内容のない会話も良い肴になりました。カップル、家族連れ、同窓会風と賑やかで、ここも凄い人気だなあ。夜は予約をお奨めします。

日曜日の京都がこれ又快晴無風で超暑い一日でした。午前中オフシーズンで人気のまばらな大徳寺高桐院でのんびり。昼は三条木屋町の「たくみ屋」、「自遊人」7月号に出ていたお店です(別冊付録の地図は間違っています)。ビルの3階にありますが、明るくて小奇麗なお店です。分煙や花番さんの気配りも良好です。生ビール、冷酒グラス、鴨つくね、ざる豆腐、二八蕎麦。蕎麦もまずまず。蕎麦湯はポタージュ系。湯桶が少し小さいです。全体に高い水準で、地の利が抜群ですから、今後十分利用できそうです。地下鉄十条近くにも上鳥羽店があるようです。
by nakayanh | 2007-08-28 01:56 | 蕎麦
大阪の世界陸上が始まりました。
まだ二日ですが、やはり世界レベルのアスリートはすごいですね。

昨日の男子マラソンの日本の成績は、持ちタイムからしてまあ予想通りといえましょう。伸び盛りの選手なら話は別ですが。団体のメダルなんて誰が考えたのでしょう。最高が5位で金メダルなんて、2:59で金メダルなんて、当人も恥ずかしく思うだろうと、気の毒になります。何の意味があるのでしょうか。

女子1万mのディババ選手は凄かったです。9千m走った後でも全く上半身がぶれることなく、そこから更に最後のスパートを仕掛けられるのだから唖然とします。福士選手は靴が脱げなくても6位に入れたかどうか。顔が少し大きめなのを除けば、体型はエチオピアの選手に遜色ないのですが、世界では全く歯が立たないのが不思議です。彼女のコメントはいつもあっけらかんと言うか、ざっくばらんで楽しいと言えばそうですが、何か深みに欠けるような気がして、正直言って物足りません。世界で勝負できるレベルになればコメントも変わるのか、コメントが変わってくれば結果も違ってくるのかよく判りませんが。

それにしても中継する人達のお粗末さは相変わらずです。織田裕二、中井美穂のオーバーで日本人贔屓のコメントは慣れっこなのでそれはさて置き、事実をきちんと伝えられないアナウンサーの質の低さは耳を覆いたくなります。100m準決勝の朝原選手は明らかに8位なのに、「4位は微妙!」なんていうんですからね。レースをちゃんと見てないのでしょうか。自分で見たとおりの事実を言うのが怖いのでしょうか。日本の選手が負けたことを報道するのは差し障りがあるのでしょうか。奥床しいと思っているのでしょうか。
先週末2ヶ月振りに関西に行ってきました。

18日土曜は京都へ。
午前中黒谷の金戒光明寺(幕末、会津藩の本陣、大きな寺と言うより町ですね)、真如堂を観た後は、いつもの北白川「みな川」へ。生ビール、冷酒「へんくつ」、くずし豆腐、もり。相変わらず美味しい豆腐、繊細な蕎麦です。これも相変わらずの客の多さ。観光地でしかも住宅地だから、家族連れが多いのかな。忙し過ぎてか、このところ品書きが簡素化しているのが少し残念ですが、今までが多過ぎたのでしょう。若女将は「豆腐はビールと一緒にお出ししますか。」とか「ご注文が立て込んでいるので少しお時間が掛かりますが良いですか。」等、これもいつもながらの気配り。勿論こちらはのんびりしに行っているので、ゆっくりで構いません(ビールは先にお願いしましたが)。でも、どれもそれ程待つこともなくスムーズに出てきました。

夜は新大阪の隣の東三国駅近く「蕎麦・料理あたり屋」へ。「自遊人7月号」に出ていたお店です。6時半で客の入りもまずまずで吃驚しました。どこにでも蕎麦好きはいるんですね。予約しておいたので、カウンターの一番奥の席へ。ビール中、冷酒、塩辛、トマトのお浸し、鴨ロース、ざるそば。どれも旨い。花番のお姉ちゃんがきびきびと一生懸命でした。土地柄か、カウンターの客がご主人に話しかけてばかりですが、私が合い間を見て注文すると、ご主人は助かったようなすまなさそうな笑顔でした。二年前まで二年間単身赴任で東三国に住んでいたのですが、その頃はこんな良い蕎麦屋は有りませんでした。去年開店したようです。関西に行く楽しみが増えました。

翌、日曜昼は最近ちょくちょく行く大阪谷町九丁目の「月山」です。12時過ぎに入ったらほぼ満員。ここも最近人気で油断なりません。おばさんグループが大きなテーブルを占めていてうるさいこと。私はカウンターの端で生ビール、冷酒グラス、山形の野菜天、せいろ。いつも午後のブラバン練習前に行くので、本格的に飲めないのですが、店名からして山形の酒肴が充実しているので、一度夜に伺いたいものです。「板蕎麦」もありますし、コース料理も充実しています。お店の方も皆さん一生懸命で好感が持てます。

それにしても京大阪も暑かった!
by nakayanh | 2007-08-23 00:48 | 蕎麦
8/16の7:30~9:00NHK総合テレビの「NHKスペシャル」を見ました。素晴らしい企画でした。京都の夏の風物詩である五山の送り火を、宗教学者の山折哲雄さんの解説で生中継してくれたものです。

午後8時の大文字山「大」に始まり、松ヶ崎西山東山の「妙法」、西賀茂船山の「船」形、大北山の左「大」文字、嵯峨鳥居本曼荼羅山の「鳥居」形と8:20までに順に灯されていく様子が映し出されました。地元の人々が伝統文化を守りながら、それぞれの仕来りに則って火を灯していきます。嵯峨野の広沢池に浮かぶ精霊流しの雪洞も美しく、お盆に迎えた死者を送る、京都ならではの荘厳な行事を堪能しました。各地の花火大会の華やかさにはない、しめやかで落ち着いた美しさで、京都好きの私にはこたえられない番組でした。こういう番組はやはりNHKでなければ出来ないと思います。山折さんの解説も落ち着いて厳かで素敵でした。

来年は多分土曜日に当たるでしょうから、是非見に行こうと思います。
by nakayanh | 2007-08-17 00:38 | 京都
会社の帰途、久々に根津の「よし房凛」に行きました。3週間振り位でしょうか。

うだるような暑さの中、お盆でお休みだったらどうしようと思いながら、6時前あえぐように辿り着きました。店の少し手前で、立てかけた簾やぼんぼりが見えた時の嬉しかったこと。

珍しく先客は誰もいませんでしたが、予約の札が2テーブルに。私は蕎麦打ち場のガラスの前に着席。すっと汗が引いていく心地良さ。生ビール、一之蔵、がんも、きざみ蕎麦。昨日も飲んで帰った手前、酒は最小限に留めました。私の少し後から客は続々と来て、女将さんはてんてこ舞いです。隣の若い女性客二人の五月蠅いこと。「居酒屋じゃないんだ!」と一喝、したいところだけど勿論怖くてそんなことはしません。おとなしく吉川英治の「私本太平記」文庫本第六巻を読みながら酒を飲み、女性客の下らない会社の愚痴を聞き(嫌でも耳に入るのです)、最後に大好きなきざみ蕎麦を味わって7時前退散。少し暮れなずんだ帰り道は、暑さも心もち和らいでいました。あー、しあわせ。
by nakayanh | 2007-08-16 00:40 | 蕎麦
夏休み最後の一日は久々にトレーニング中心に過ごしましたた。

マラソンが最大の趣味だった昨年までは、土日はトレーニング主体だったのですが、昨年脚を悪くしてからは、トレーニングから遠ざかっていました。しかし元々よく食べて酒も好きなので太り易く、何とかしなければと思っておりました。最近地元のアスレチックジムに入り直し、少しずつトレーニングを復活させておりましたが、今日は久々にトレーニング三昧の一日だった次第。
とはいえ、左大腿骨壊死の立場としては、出来る事は限られており、自転車漕ぎか水中ウオーク位です。

午前中は2時間ママチャリで炎天下江戸川を走りました。キロ3:30ペースで約30K。午後はジムで筋トレ20分、エアロバイク40分、水中ウオーク1時間、トータルでラン24,5K換算といったところです。時間ばかり掛かって効率が悪く、以前の5,6割の強度ですが、久々にトレーニングらしいトレーニング三昧の一日でした。これで明日以降脚が痛まなければ良いのですが。

自転車は、脚を庇う為、漕ぎながら脚を回して乗るという誰でも出来ることが出来ず、止まる時や信号待ちの時もへっぴり腰で、情けない限りですが、少しは慣れてきました。ここ2,3日炎天下にランパン姿での自転車走だったため、太ももがやけど状態でひりひりです。

水中ウオークは単調で退屈極まりなく、人間修行にはもってこいです。ジョギングの時のような充実感、達成感が得難いのが難点というか、今後続ける上でのモチベーションをキープ出来るか興味深いところです。
真夜中、先生は友人が自殺したのを知ると、机の上に遺書があるのに気付き、震える手で封筒から出し、内容を大急ぎで確認します。自分のことを悪く書いていないか、自分のせいで自殺に至ったと書いてないか。そんなことが書かれていないことを確認し、安心して遺書を元の位置に戻し、それから下宿のおばさん達を呼びます。この心理描写、もし自分がそういう状況に陥ったら、同じ事をするに違いない、心の奥底を完全に読まれているような恐ろしさと快感、凄い小説、凄い作家だと感服せずにはおれませんでした。

「草枕」「それから」「門」「行人」「明暗」、いろんな男女の愛のパターンを描いていて面白い。女性の心理を描ききれているのかどうか、私には判りませんが、男の心理をこれほど描けている作家を私は知りません。そして「猫」の会話の面白さ、英語、漢文、東西の歴史、故事来歴等、幅広く豊富な知識を駆使しての漱石山房サロンの楽しさ。面白くて読み進むのが楽しい本は良くありますが、残りが減っていくのが惜しいと思った本は「猫」が最初でした。尤も、初めて読み切ったのは40歳近くになってからで、それまでは何度も最初の数ページで挫折していました。

「こころ」のことを書く積りが長くなってしまいました。漱石については他にも書きたいことはありますし、彼の俳句も大好きですが、又の機会にします。。最後までお読みくださった方お疲れ様でした。
by nakayanh | 2007-08-12 01:04 | 読書
「彼岸過ぎ迄」の主人公の男女は幼馴染で何でも言い合える仲です。女性は男性のことが好きですが、男性は彼女を結婚相手とは全く思っていません。仕方なく彼女は親の勧めるまま見合いをし、その相手のことを幼馴染の男性に報告します。すると彼はその見合い相手の事を散々けなします。頭に来た彼女はこんなことを言います。「貴方は私を好きでもなく、結婚する気もないくせに、何故私の見合い相手のことを貶すんです。それは貴方の嫉妬です。」うーん、これには参った。夜中に寝転んで読んでいたのが、思わずその場で正座してしまう程の衝撃でした。二十歳過ぎの私には男の嫉妬なんて判りませんでした。でも、そう言われてみると確かにそんな気持ちがあります。好きでもない女性が幸せそうにしていると面白くない感情が、確かに自分の心の奥底にはあります。これが嫉妬なのか。その瞬間私は自分なりに漱石が理解できました。漱石はそういう心の奥深くの感情を抉り出して文章にしているんだ、それを味わえば良いんだ、と。それからは漱石のどれを読んでも面白くなりました。ただ「猫」が心から面白いと思うようになるには更に10年位掛かりましたが。

「彼岸過ぎ迄」のあと、あの面白くなかった「こころ」を読み返してみました。もう私には漱石が判ります。やはり凄い小説でした。「こころ」は一般的には漱石の小説の中で失敗作との評価が定着しているように思います。小説のテクニックとしてはそうなのかも知れませんが、私には判らないしどうでも良いことです。それより内容が凄いのです。

「こころ」の主人公である先生は学生時代、真面目な友人と同じ下宿にいました。二人共下宿のお嬢さんが好きになりましたが、先生は友人から先にそれを打ち明けられてしまいます。先生はそれを言い出せないまま、友人がお嬢さんに恋心を打ち明けないよう色々と画策します。友人には「お前は日頃言っている志と違う、堕落だ。」というような事を言ってなじります。友人はまともに受け止めて思い悩み、ある日下宿の部屋で自殺します。それを先生が見付けます。友人の自殺の第一発見者です。(その3に続きます)
by nakayanh | 2007-08-12 00:33 | 読書
日経のコラムに出ていましたが、新潮文庫の過去の累計売り上げベストセラーは漱石の「こころ」だそうです。へー、そんなに人気あるのか。私も漱石は大好きですが、これ程の人気と走りませんでした。日本人も捨てたもんじゃない、とても良いことだと思います。

初めて「こころ」を読んだのは高校生の頃でした。当時通っていた学校の何年か前の校内誌に好きな小説のアンケート結果によるランキングが出ていて、漱石の「三四郎」や「こころ」や「猫」が上位にありました。他には島崎藤村(藤村とうそんではありません)の夜明け前や志賀直哉の暗夜行路等が並んでいたでしょうか。好きな小説家のランキングでは圧倒的に漱石がトップでした。それで「こころ」を読んだのですが、何と暗い小説だろうと思い、どこが良いのかさっぱり判りませんでした。でもあれだけ多くの人が良いと言うのだから、何かあるのだろう、つまらないのは自分に読解力が無いからだろうと思い、他の漱石の小説も読み続けて行きました。そして大学4年の時、ある日突然漱石が判ったのです!

芸術と言うのは不思議なもので、小説に限らず、音楽でも絵画でも初めから良いと思う作品、作家もありますが、最初はどこが良いのか判らず、でも判らないなりに鑑賞を続けていると、ある時突然判ることがよくあります。それを作った芸術家の心情が自分なりに理解できた、というのでしょうか、一つ作品でそれを感じると、その作家の作品全てが判るような気がします。

僕にとって漱石を始めて理解できたのは「彼岸過ぎまで」という小説でした。それは本当に突然のことでした。夜中、四畳半の下宿の布団の中でつまらないなと思いながら「彼岸過ぎまで」を読んでいた時のことです。(すみません、話が長くなるので、続きは今日中に書きます)
by nakayanh | 2007-08-11 06:29 | 読書