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カテゴリ:京都&蕎麦( 2 )

12月20日~22日に京都に行ってきました。今年最後の京都訪問です。
主目的は21日の指導教授との打合せというか研究の進捗状況報告
ですが、取り敢えずは蕎麦屋へ。

20日昼過ぎに京都に着き、ホテルにチェックイン後二条通東洞院の
「とおる蕎麦」へ。初めてです。午後1時半にも拘わらず二組待ち。
それもその筈で、店内はカウンターだけの7人掛け、ご主人一人で営業。
店内の待ち客用椅子で少し待ってカウンターへ。ビール小と鰊煮を頼み
暫く待ちます。主人一人が段取り良く仕事を進めるので、待つのもあまり
苦になりません。酒は「大虎」というのを頼みました。素っ気ないほどの
超辛口ですが、ネーミングが素晴らしいですね。蕎麦はやまかけの
中盛り。ぶっかけ風でとろろの上に生卵。蕎麦も旨く蕎麦湯で割った汁も
旨い。40代と思しきご主人がてんてこ舞いで働いていますが、忙しい
中でも笑顔で注文を受け、客の問いにはきちんと答えるなど、人柄の
良さが窺えます。蕎麦の実を入れ込んだ自家製のチョコレートも販売
しており、買って帰りました。ちょっとしゃれたお土産になります。

私以外は殆ど常連客の様でした。客が私一人になったところで少し
ご主人に話を聴きました。晦日蕎麦の予約注文で忙しく、店は27日
までとのこと。この地で営業をして12年目だそうで、すっかり土地に
馴染み、固定客が付いているようです。営業は昼間だけで、夜は日本酒
好きのイスラエル人が、同じ場所でバーをやっているそうで、蕎麦屋で
出す酒もそのイスラエル人が買い付けたものだそうです。ウイークデイの
昼下がりに軽く飲みに来たくなる良い蕎麦屋です。
大層な題名ですね。勿論中身はいつも通りで大したことありません。

11月中旬京都等に行っていました。蕎麦屋にも何箇所か行ったのでそれについて。

五条烏丸「蕎麦の実よしむら」。嵐山にも姉妹店がありますが、そちらの方が古いです。
五条店には数年前開店直後に行きましたが、ハードだけ良くてソフトが全然駄目でした。
今回昼に行ってみましたが、大分印象が異なりました。何というかラーメン屋にはあまり
行かないので間違っているかも知れませんが、チェーン店のつけ麺屋の蕎麦屋版という
印象でした。若いお兄ちゃん達が威勢良い掛け声と共に注文をこなしています。
まあ、それはそれでテキパキと悪くはないけれど、客も流れ作業の一部という印象で、
私の好きな蕎麦屋酒の空間とは異なりました。つけ麺屋よりはずっとスペースもゆったり、
よくやっている感はあります。

北山「じん六」。京都で今や押しも押されもせぬ一流店。去年蕎麦屋は「にこら」だけだった
ミシュランに今年は5,6カ店入りましたが、その内の一つです。1年以上前と同じなのに
今年初めて掲載されたということは、昨年はきちんと全部調べてなかったということでしょう。
ミシュランといってもその程度で、まあ数多くある参考グルメ本の一つに過ぎません。
ここは夜はやっていませんが、昼の酒好きへの対応は申し分ありません。蕎麦だけ注文の
先客を尻目に酒と摘みで良い気分です。酒肴は実に良いタイミングで持ってきてくれます。
混雑しているので蕎麦を少し早めに注文しましたが、そんな心配は全く不要でした。
惜しむらくはミシュランに出て忙し過ぎるのか、蕎麦の切りがやや甘かったことですが、
勿論私の様な酔っ払いにはどうということはありません。素晴らしいお店だと思います。

四条麩屋町上ルの「権太呂」。入口が如何にも老舗で風情満点。店内も応対もまったりと
良い感じです。今回は京都の友人と「うどんすき」を頂きましたが、静かで落ち着いた
雰囲気の中で饂飩の鍋を肴に酒を飲むのは、酒好きには堪らない至福のひと時です。

日本に京都があり、蕎麦と日本酒があって本当に良かったと思います。