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北京オリンピック(2)

今日からお盆休みのところが多く、朝の電車もガラガラでした。会社も早帰り週間で6:30には家に着き、じっくりオリンピックを見ることにしましたが、結局酒を飲んでいつものようにソファーで寝てしまい、気が付いたら野球がキューバに負けるところでした。寝る前はサッカーしかやってなくて、お決まりのように日本がリードされていました。

野球は終盤の3回を見ましたが、どうも野球はオリンピックの競技としてはかったるいですね。集団の総合力を競う野球は、個人の限界的な能力を競う「より高く、より遠く、より強く(でしたっけ)」というオリンピック本来の競技のあり方から外れるというか、何となく違和感があります。集団競技といえばバレーもサッカーもそうですが、何といっても野球は時間が掛かるし動の部分が少なく、身体能力を競っているという感じがしません。知らないチーム同士の高校野球の方がずっと面白いのはどういう訳なんでしょう。スピード感なのか、ひたむきさなのか。参加国が少ないということもあるのでしょうが、五輪種目から外れるというのもうなづけます。

昨日の谷本さんの柔道は見事でした。決勝の内股一本の鮮やかなこと!ああいうのを見ると男子の石井や今回の谷選手のような、僅差でも勝てば良いという「JUDO」より、本来の柔道の方が良いなと思います。

日本の女子サッカーの土壇場での強さ、得点能力は素晴らしいです。男子サッカーとの違いは、女性のほうが肝が据わっているということかも知れません。

野口選手の欠場は残念でなりませんが、あの小さな体で大きなストライドで走り抜くためには、限界ぎりぎりのトレーニングで鍛え上げるしかなく、本当に紙一重のところで戦っていたので、故障欠場は止むを得ないことだと思います。補欠のエントリー期間は過ぎたということかと思っていましたが、陸連が勝手に補欠選手に準備解除を言い渡していたのだとしたら、大失態と言わざるを得ません。陸連は、殊にマラソンではわざわざメダルを逃すような対応をしょっちゅうやる、誠に不思議な団体だと常々思っていますが、今回もその一端が出たのでしょうか。
by nakayanh | 2008-08-14 01:11 | スポーツ