北京オリンピック

いよいよ始まりました。と思ったとたん、男子サッカー、女子柔道、女子バレーなどいずれも思うような結果が出ていないようです。でも、私個人としては素人目に見て、起こるべくして起こっている当然の結果と言う気がしています。いずれもやるべきベストを尽くしていないという意味においてです。

男子サッカーはオーバーエイジ枠がありながら、Jリーグのエゴだか不手際だかでそれを使用していません。女子柔道の谷選手は国内の選考試合で負けながら代表に選出されました。女子バレーは長年世界の「高さ」の壁に負けているのが素人の私にも明らかなのに、いつまでもそれに対応せず精神論で誤魔化そうとしています。ベストで臨まないで世界に勝てる訳がないのではないでしょうか。

日本のサッカーはプロ野球と違って絶大な権限を有するチェアマンがいると聞いていますが、チェアマンによる裁定は出来なかったものでしょうか。

谷選手の代表選考は勿論谷選手の責任ではありませんが、「選考試合では負けたけれど、世界での経験で上」というような理由で選ばれたように記憶します。それでは選考試合をする意味がないし、後進は何時までたっても育ちません。厳しい言い方をするなら、彼女が真のアマチュアのアスリートであれば、出場を辞退するという手もあったと思います。勿論そこまで言うのは余りに気の毒で、責はひとえに柔道協会にあると思いますが。

女子バレーについては以前も書いた記憶がありますが、高さに対する対策に真剣に取り組まない限り、メダルは夢のまた夢としか思えません。バレー界の指導部の怠慢と言わざるを得ません。

スポーツのような明快に弱肉強食の世界で、合理的な判断をせず、情緒に頼ってしまう日本は本当に不思議な国です。非合理性や情緒を重んじるところから、侘び寂びや粋等の微妙で独特の美しい文化が生まれたのだとも思いますが、スポーツはそう云う訳にはいかないでしょう。合理的な判断をしているのは水泳(水着問題で一時は危ぶまれましたが)と陸上(マラソン以外)等で、負けても国民全体が納得できます。アーチェリーの山本さんが代表になれなかったのもフェアだし、馬術のホケツさんも楽しみです。

まあ、素人考えで色々勝手なことを言いながら、2週間たっぷり世界の一流アスリートの躍動美を楽しめるのがオリンピックの醍醐味で、これからも楽しみなことです。
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by nakayanh | 2008-08-10 03:23 | スポーツ