根津「よし房凛」で憩う

久々、一ヶ月振り位でしょうか。真っ直ぐ帰ってもオリンピック開会式まで間があるし、久々によし房凛へ行きました。

6時着、先客は老夫婦と女性2,3人連れ(じろじろ見る訳はないので気配です)。「暑い中、有難うございます。」と女将に優しく迎えられ、左奥の一番落ち着く席へ。

ヱビス中、一之蔵、がんも、刻み蕎麦。ここで小一時間憩う時の定番で、摘みがそばとろや鴨はつ焼き等に入れ替わります。お通しはトマトと葱を刻んだ酢の物っぽいものですが、料理の知識のない私には美味しいとしか言い様がありません。がんもも蕎麦の実たっぷりのあんかけに生姜が効いて旨いです。三つ葉も大好き。

最新号の月刊文芸春秋で楊イーさんの芥川賞受賞作を読みながら。本屋では10日発売ですが、定期購読だと2,3日早く読めるのが嬉しいです。作品は未だ読みかけすが、最近の日本人の芥川賞作品よりずっと自然に感情移入出来る素敵な作品です。二十歳を過ぎてから外国語を覚えて、小説を書いて文学賞を取る、凄い人がいるものです。

酒が残り僅かになったところで刻み蕎麦を注文。蕎麦が来たところで読書は中断、食う方に専念します。仄かに温かい薄揚げと蕎麦と汁と他の薬味が渾然一体となった旨さは、よし房ならではです。この至福。最後に汁を蕎麦湯で割って、丼を抱えて飲み干します。本を再度数ページ読んで落ち着いたところでお勘定。今日もご馳走様でした。
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by nakayanh | 2008-08-09 02:17 | 蕎麦