レーザーレーサー

日本水泳陣の北京オリンピックでの水着問題がようやく決着しました。自由に選べるとのことで、当然の結論であり、遅過ぎるようにも思いますが、まあ落ち着くところに落ち着いた感があります。これだけ結果に歴然とした差が有るのだから、日本のメーカーも文句は言えないでしょう。これで専属選手から違約金を取ったら、大きなイメージダウンになることは間違いなく、総合的に判断して寛大なところを見せたということではないかと思います。

気になるのは、これだけ結果の違う水着の開発で日本が遅れを取ったということで、日本の技術力の衰えを実感させる象徴的な出来事かも知れません。金融を初め、政治、行政、教育等々あらゆる分野で戦後の体勢に綻びが生じ、構造改革が必要となりましたが、生産・技術の面でも同じことが起こっているということでしょう。スピード社の水着の生地は日本のメーカー製だそうなのに、スポーツ用品メーカーがそれを生かせなかった、というか無視したというのも情けないことです。大手メーカーに驕りが有ったと言わざるを得ません。開発担当者が責任を問われても仕方ないところでしょう。元々日本は加工技術立国で、一番得意とするところであった筈なのに。日本の国力、技術力低下の背景に労働・雇用の流動化も関係がありそうで、そうだとすれば、今回の秋葉原の事件も根底で何か繋がりがあるようにも思えます。
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by nakayanh | 2008-06-11 01:14 | スポーツ