生誕120年記念「小泉信三展」

雨の中、朝9時前出発で行って来ました。慶応三田キャンパスには10時過ぎ着。雨は益々激しく降っていました。ここを訪れたのは20年振り位でしょうか、キャンパス内には新しい図書館などいろんな建物が増えていましたが、昔の建物や木々は以前のままでした。

展覧会は旧図書館内で入場無料。誰でも入れます。お客の入りはまずまず。上野などの美術展の恐ろしい混み様では全くなく、ゆったりじっくり見れる程度の混み具合です。展示はなかなか見事なものでした。生い立ちから、テニス三昧の学生時代、20歳になって学問に目覚め、イギリスに留学して学者の道へ進む過程。戦前戦後を通じての塾長時代、皇太子の教育参与時代、家族や交流のあった人達等が8つのコーナーに区切られ、写真や手紙や記念の品が数多く展示されています。実に良く整理されており、それぞれのコーナーを興味深く拝見しました。スピーチの音声が流れていたり、書斎机を再現していたり、興味が尽きず1時間半くらいたっぷり鑑賞しました。僅か2週間しか開催せず、無料というのも有り難いですが勿体無いような気がしました。

色々発見もありました。昨日書いた「海軍主計大尉小泉信吉」は、信三存命中は一般に刊行することを望まず、幻の名著と言われていたのを、没後ようやく家族の許可を得て出版したそうです。私家版の本も展示してありました。空襲の火傷見舞いに鏑木清方が贈った日本画や、亡くなった折、皇太子と美智子妃が遺族に贈った御弔歌の自筆の短冊も展示してありました。、

一階入り口の販売コーナーで展覧会のガイドブックや著作などを購入。ついでにキャンパス内の生協で買い物もして、12時過ぎにキャンパスを出て両国に向いました。
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by nakayanh | 2008-05-15 01:44 | 読書