京都駅楽器紛失未遂事件

山村美沙風の題名でしょう?スリルとサスペンスのドラマです。

週末ブラバン練習のついでに(どちらがついでか判定は難しいところですが)、京都へ行ってきました。折りしも朝からの大雪で、雪景色が楽しめると興奮の余り大事件が起こりかけました。

ブラバン練習のついでに行った時は、いつも京都駅のコインロッカーに重たい楽器や楽譜を預けて行くのですが、勿論今回もそうしました。そして、その日大根焚きがある大原三千院に行こうと大原行きの京都バスに乗ったのですが、東本願寺を過ぎたあたりで、コインロッカーの鍵を確認しようとして、ポケットの何処にもないのに気が付きました。いつも鍵はズボンの左後ろのポケットに入れておくのですが、そこへ入れた記憶もありません。ロッカーナンバーは「2341」と記憶があります。何処かに落としたのだろうか。いや、3百円を入れた記憶まではあるのですが、そもそも鍵を抜いた記憶もありません。これは焦りました。財布や携帯は手許にありますから、情報系の被害はありませんが、楽器はそれ程高級ではないとはいえ、一応ン十万円で買って4年しか経っていません。書き込みがあるコンサート用の楽譜が無くなるのも痛いです。直ぐにバスを飛び降りタクシーで京都駅まで取って返しました。愛想の良い運転手が色々話し掛けるのですが、殆ど上の空、悪いことをしました。タクシーを降り、駅の構内を不自由な足を引き摺って小走りでロッカーに戻りました。荷物を入れてから既に30分は経過しています。

件のロッカーには鍵が掛かっていました。『どこかで鍵を落としたのなら、荷物は無事だな。』と少し安心しましたが、それでも鍵を拾った誰かが荷物を持ち去った後、別の人が荷物を入れた可能性があります。震える指で携帯のボタンを押して管理センターに電話しました。「鍵を失くしたなら1500円掛かります。直ぐに係員が行きます。」とのことで待つこと5分位でしょうか。係員が来てくれました。1500円なんて安いものです。住所氏名やロッカーの中身を書類に書いた後、ではそのロッカーを開けようということになりました。その時、どういう経緯かどうも思い出せないのですが、その係員が隣の鍵の付いたロッカーをたまたま開けたところ、何とそこに私の荷物が入っているではありませんか!どういうこっちゃ!!そのロッカーには鍵は付いているのですが、金額表示は0円となっています。つまり、料金を入れたまま、鍵を抜かない状態になっている訳です。それで私は思い出しました。最初「2341」のロッカーに入れようとしたら、中が汚れていたので、その隣のロッカーに入れたのです。そしてお金を入れて鍵を抜くのを忘れた。30分位とはいえ、荷物が中に入ったまま、鍵を付けたまま開けっ放し状態だったのです。隣の「2341」のロッカーはこの30分に誰かが荷物を入れた訳ですから、私のロッカーも誰かが荷物を入れようと覗いてみたことでしょう。でも中に荷物があったのでそのままにしておいた。多分持ち主が近くにいると思ったのでしょう。覗いた人が悪い人である可能性は少ないですから、鍵が掛かっていないロッカーに荷物が入っていても、そのままにしておく人が多いのでしょう。本当に助かりました。まだまだ日本は大丈夫。でもよくバスの中で鍵を確認したものです。夕方まで気が付かなかったら流石に荷物も危なかったでしょう。係員に御礼を言って、そのまま鍵を掛け、再度京都観光に出かけました。被害はタクシー代600円余のみ。やれやれ、呆けてるなあ。時間を無駄にしてしまったので遠い三千院は止めて詩仙堂にしましたが、一面雪景色の詩仙堂の庭は得も言われぬ美しさでした。
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by nakayanh | 2008-02-11 17:56 | 京都