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関西初蕎麦その1「藤芳」「あたり屋」

土日で今年初めて関西に行ってきました。

土曜昼は初めて「藤芳」へ。北白川の「みな川」はよく行きますが、「藤芳」は東鞍馬口通のもう少し西にあるのですね。もっと東のはずれかと思っていました。小雨の中、琵琶湖からの疎水に面した風情のある場所にあります。12時前到着、先客はカップル一組。右が小上がり、左がテーブルで20人余り入れるでしょうか。黒ビール小、燗酒、鴨のスモーク、昆布と何とかの山椒煮、せいろ。気さくな花番さんは女将さんでしょうか、良く気が付く方です。店内にいろいろの品書きの張り紙があり、その上ラジオの番組が流れていて、一見町の蕎麦屋の雰囲気もあるのですが、出てくる品は間違いなく一線を画すものです。テレビだと興醒めですがラジオは渋くてBGMとしては意外に悪くありません。山椒煮が旨くてこれだけで酒が2,3本いけそうです。土曜は柚子きり蕎麦もあるそうで、ちょっと迷いましたが、初めての店なのでせいろにしました。手頃な価格のコースもあるようで、次は夜に来たいものです。帰り掛け、気さくな花番さんが話しかけてくれました。「何かの記事をご覧になったのですか」「ええ、関西の蕎麦という本です」と言いつつ本を見せました。「ああこれですね、以前杉浦日向子さんの本にも出していただきました」「ああ、『蕎麦屋で憩う』にも出ていましたね、長いこと来たかったんです」等など。京都の北東部に来た時はみな川か藤芳かで悩みそうです。

夜は大阪東三国の「あたり屋」、これで3回目か4回目です。6時過ぎ着。家族連れがカウンターとテーブル席に一組ずつ。私は一人奥のカウンターへ。客の子供がむずかりお祖母さんが叱っています。生中、東一純米、何とかの造り(何だったっけなあ、厚い切り身が炙ってあって最高に旨いです)、豆腐よう(沖縄のです)、ざる。若い花番のお姉ちゃん二人がなかなか愛想よく、機動的に働いています。作り手は亭主一人で忙しくフル回転。客筋は子供連れの家族連れ等も多く、何かと賑やか(本音はうるさい)です。亭主はいろんな注文を捌きながらも、「カウンターのお一人さん(私のこと)に蕎麦湯!」と花番さんに指示を出す等、細やかな心配りです。
気持ちの良いお店で、地元にも定着しているようで、お客は絶えません。
by nakayanh | 2008-01-14 01:38 | 蕎麦