美術館の梯子

満開の桜と青空に誘われ、神奈川の美術館二つを梯子してきました。
最初は横須賀美術館。松戸の自宅からJR,地下鉄、京急、バスを
乗り継いで、2時間半余り、昼前に到着しました。観音崎燈台の手前、
東京湾を一望する素晴らしい景色の、モダンで明るい美術館です。
海抜10M位なので、津波には弱そうですが・・。出し物は「正岡子規
と美術」で、子規の絵や自作塑像の他、中村不折、下村為山、浅井
忠等同時代の画家の絵を多く展示しています。子規の絵にはプロの
上手さはないものの、優しく丁寧でユーモアがあって微笑ましく、
添えてある句や讃、文章と相俟って素晴らしい空間になっています。
併設されているレストランで海を見ながら昼食を摂りました。

その後、鎌倉まで戻って、物凄い人出の小町通を、人波を掻き分け
ながら数百メートル歩き、左に曲がったところにある鏑木清方記念
美術館へ行きました。小町通を曲がると嘘のように閑静な住宅街
です。大好きな日本画家ですが、記念美術館があるのを知ったのは
つい最近で、訪れたのは初めてです。清方の住居跡を改造した
美術館で如何にも瀟洒な建物でした。多くの収蔵品を色々趣向を
変えて展示しているようで、今日は「清方と舞台 第二期」という
テーマで、雑誌「歌舞伎」の挿絵や芝居絵を展示していました。
4月19日からは清方没後40年ということで「女性風俗と四季の風情」
という特別展が開催されるそうです。

行き帰りの車窓からは満開の桜が美しく、目の保養になりましたが、
交通機関だけで往復5時間以上はややきつかったです。
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by nakayanh | 2012-04-08 01:03 | 美術