NHK素人のど自慢審査の不思議

日曜昼に在宅の時はいつもNHKニュースの後、「素人のど自慢」を観ています。
素人が一生懸命、精一杯歌うのが楽しく、笑わされます。元気溌剌の若い人や、90を超えてなお
矍鑠たるお年寄りのしっかりした歌に感動したり、職場仲間や親子友人達との踊り入りの歌も
鐘連打は期待出来ないものの、それなりに賑やかで楽しめます。

最近の特徴は、皆歌が上手くなっていることでしょう。恐らくカラオケルームの浸透によるもので、
特にお年寄りはカラオケ教室で鍛えているのが良く判る自信満々の方が多く、以前とは技術的に
雲泥の差と言えます。カラオケ教室の弊害として、狭い場所で歌い慣れるために、口先だけで
こじんまり纏まってしまう傾向はありますが、総じて上手な方が多いです。

そんな中最近とみに感じている不満があります。それはお年寄りへの審査が異様に厳しいのです。
私は音楽の専門家ではありませんが、ブラバン経験10年以上、軽音楽バンドにも4年いましたし、
一流のオーケストラも一通りは生で聴いてきました。オペラもジャズも本場で3年聴きまくり、
日本でもサザンやユーミン、越路吹雪、聖子ちゃんからはるみちゃんまでそこそこライブには
行ったことがあり、それなりに聴く耳は持っていると思っています。それが明らかに鐘連打の
合格と思うお年寄りの歌唱に、鐘二つ止まりのことが再三あるのです。

今日8/21(6/26録画分の放映で松本アナがお元気でした)も、私の聴いた限り二人の
お年寄りが、十分合格レベルにも拘わらず鐘二つでした。お年寄りの審査を甘くしろという
積りはなく、若い人と同じ程度の判定にしてもらいたいだけなのです。本心は勿論、80幾つの
お年寄りがリズムも音程も正確に歌えば、多少甘めでも合格で良いと思うのですが、頭の固い
NHKにそれは無理でしょう。しかし、お年寄りの方がより判定が厳しい印象を受けるのは、
どうにも我慢なりません。この点は珍しく女房とも意見が略一致しています。

傾向として若い人(特に女性)が今風のひらひらしたバラード系の歌をそこそこ歌うと、かなりの
確率で合格となります。最近まで鐘を鳴らす秋山さんが審査しているのだと思っていましたが、
調べてみると別室にいる4,5人のプロの方が審査しているようです。私にはえこ贔屓乃至は
何らかの偏見があるように思えます。審査員の名を公表しないのも不思議です。公表すると
贈収賄が懸念されるからでしょうか。

もう一つ気の付いていることは、最近は素人の方が上手なので、ゲストの下手さが目立つことが
よくある点です。名前は言いませんが先週の日焼けした男性歌手や今週の女性演歌歌手等は、正直
言ってのど自慢のゲストは苦しいです。他にもそういうゲストは時々います。慣れない小バンドの
生演奏(テンポが違って気の毒なことが時々あります)をバックに歌う素人と違って、ゲストは
自分用に録音された演奏をバックに歌うのですから、それなりに素人より上手くて当然です。
それが素人より見劣りすることがままあるのだから悲しいです。

最近は松本アナが体調を崩して、ベテランの徳田アナが司会をしていますが、番組への私の不満と
関係していないかと、少し勘繰ってみたくもなります。

お年寄りへの審査判定については、一度NHKに抗議しようか結構真剣に考えています。
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by nakayanh | 2011-08-22 01:35 | 音楽