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震災ボランティア体験

先週の金曜と今週火水木曜の4日間大宮のさいたまスーパーアリーナでボランティア活動を
して来ました。マラソン仲間のしばやんから誘われ、私の様な足の悪い杖の常用者が役に
立つかとやや不安でしたが、それなりに何とかなりました。週末は関西に行っていたため4日間
だけ朝8時から午後の3~4時頃までお手伝いした次第。通常ボランティアを希望する人は、
朝早くから受付に並んで登録する必要がありますが、私の場合はしばやんが登録しておいて
くれたので、最初から活動が出来ました。

担当部署は段ボール班で、主な仕事は食事配給時に避難生活をしている方(1700名余)が使う
お盆代りのトレイを段ボールで作り、中に新聞紙を敷いたものをお渡しすることです。色んな
家族構成の方が食事を取りに来られるので、色々な大きさのトレイを準備する必要があります。
その合間に不要になった段ボールを解体して纏めてゴミに出す仕事、これは特に避難者の方達が
アリーナから別の避難所へ移転した昨日今日に集中しました。アリーナ内の居住区域で各家族を
仕切っていたパーティション用の段ボールが一気に不要となったためです。

段ボール班は延べ15~20人位でしょうか。リーダー、サブリーダーは30~40位の男性、
班員は71歳の元気なおばあちゃんから中学生まで。皆自分から進んでやってきただけに、
モチベーションは高く作業効率は良好です。60前後の退職親父はしばやんと私ともう一人です。
マラソン仲間の菊ちゃんとも2日間重なりました。しばやんは2週間ほぼ毎日、朝8時から夜
7時過ぎまで頑張っていました。私は夜予定が多かったため3時過ぎまでにしてもらいました。
昨日今日は大きな段ボールの解体作業を結構長時間やっていたので、なかなかの充実感があり、
それなりに役には立ったかなと思います。我が家からアリーナのあるさいたま新都心までは
約1時間、往復の交通費は千円を超えますので馬鹿にならず、中高生がボランティアをするには
かなりの制約になると思われますが、来ていた諸君は皆挨拶もきちんと出来る市し、働きも
大人と変わりませんでした。日本の将来についてちょっと安心しました。
by nakayanh | 2011-03-31 20:48 | ニュース