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サッカーアジア杯日本:カタール

昨夜NHK衛星テレビで観戦しました。スポーツ放送は意味のない馬鹿騒ぎや苛立つCMが無い
NHKに限ります。
一人少ない劣勢の中、よく逆転しましたが、ギリギリの状況に追い込まれないと必死になれない
甘さも感じられました。格下相手というなめた気分が何処かにあったかも知れません。特に前半
12分に先取点を入れられるまで、日本は中盤で短いパスを回すだけで、殆ど攻めようという気が
見られませんでした。0:1となってようやくエンジンが掛り始め、本田・岡崎・香川と良い形で
追い付きました。その後も前半はそこそこ攻めてはいましたが、割と早くに追い付いたことで、
安易な気持ちがチーム全体に再び起こったのかも知れません。後半開始から又無駄に時間を
潰している様に見えました。退場になった吉田は前半から殆ど機能していませんでした。
代表になる位だからきっと優秀な選手なのでしょうが、全く片鱗が感じられませんでした。
前半の相手得点や危ないシーンは相手フォワードに上手く対応出来ていなかった故だし、
後半2度のファウルはどちらも相手選手の真後ろにいて倒れ掛られましたから、ファウルを
取られたのは当然です。遠藤も後半途中までバックパスと横へのパスばかりで、全くやる気が
感じられませんでした。後半再度リードされてから漸く縦に出すようになり、やっと気合が
入ってきた感がありました。あのまま負けていたら吉田と遠藤が戦犯という印象でした。
香川はようやく調子が上がって来たようで、特に躊躇なく蹴り込んだ2点目は流石でした。
3点目は香川が守備選手を引きつけたことで生まれたと言えますが、最後までよく詰めていた
伊野波の殊勲でもあります。彼は前半からよくライン際を攻め上がって来ていました。
本田、岡崎、香川は何かやってくれそうな雰囲気があり、前田もその間隙によく動きまわって
いたと思います。次は是非最初からチーム全体で攻めに徹してほしいものです。
by nakayanh | 2011-01-22 09:08 | スポーツ