ザビーネ・マイヤーLIVE

永年憧れのアイドルであったクラリネットのザビーネ・マイヤーを聴いて来ました。
6/8サントリーホール、下野竜也指揮読売日響の名曲シリーズで
ウエーバーの「クラリネット協奏曲第1番」。

圧巻でした。凄いのひと言。曲は親しみやすいメロディーながら、ソリストには
超絶的技巧を要求する難曲ですが、暗譜で全く危なげなくいとも簡単そうに吹き切りました。
気付かない位のタイミングで息継ぎをし、指は縦横無尽に動き回り、スタッカートとスラーの
入り混じった細かなパッセージを、美しい音色で表情豊かに淀みなく楽々と吹く。
何という超人技。息の乱れも全くありません。カール・ライスターの次の世代の
クラリネット奏者No.1と見込んでいた私の耳も我ながらなかなかのものです。

カラヤンがその腕を見込んでベルリンフィルの首席クラリネット奏者にしようとして、
楽団と大喧嘩したことがあります。ザビーネが若く美しいため愛人をえこひいきしている、
と噂されましたが、私はカラヤンが彼女の実力を認めていたからだと思っています。

CDのジャケットで見るザビーネは美しいですが、ゲルマン系のがっしりした体格だろうと
想像していました。でも実物は全く異なりスレンダーな美人でした。背はめちゃめちゃ高く、
多分今夜の出演者の中で一番でしょう。
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by nakayanh | 2009-06-09 00:57 | 音楽