天皇皇后ご成婚50周年

私は皇室ファンというか、美智子皇后の大ファンで、今の天皇皇后のお人柄をこよなく尊敬しています。
特に皇后陛下についてはお人柄のみならず、歌人としても音楽家としても児童文学者としても一流で、
語学も英語フランス語とご堪能、これまでの日本の歴史上を見渡しても、十指はおろかベストスリーに
確実に入る偉大な女性だと思っています。その美智子様を選んだ今上陛下も凄いのですが、
やはり周りの方が偉かった。教育参与だった小泉信三博士の力なくしては、如何に優秀な
美智子様といえども平民の出で皇太子妃に選ばれることはなかったでしょう。
勿論選ばれなくても、歌か音楽か詩人としてか、何かでこの世に名を成していただろうことは
疑いありませんが。

ご成婚50周年を記念して色々な雑誌が特集を組み、その多くを読みましたが、まあどれも似たり寄ったり
でした。その中で秀逸なのが、月刊文藝春秋の特別付録です。「文芸春秋に見る美智子様」と題して、
ご婚約からご成婚直後の頃を中心に、文藝春秋誌に掲載された幾つかの記事が纏められています。
執筆者は小泉信三、白洲正子、ヴァイニング夫人、父親の正田英三郎氏の対談等、錚々たる
人達で、現代の雑誌の特集記事よりも遥かに充実していて重みがあります。素晴らしい企画でした。

ご婚約直後のミッチーブームが一巡すると、直ぐにバッシングが始まったようですが、それらに耐え、
受け止めながら、今に至った美智子皇后の偉さは、東大ハーバードの超エリート外交官雅子様の
ひ弱な現状と比べると、その凄さが歴然とするというか、覚悟の程の見事さが如実に感じられます。

婚約前に「家庭は二の次で、先ず公務」と正直に言って求婚した天皇陛下と、「私が護ります」と言った
現皇太子の差でもあります。天皇皇后には小泉信三やヴァイニング夫人、身を挺して東宮時代から
長くお二人に仕えた重田侍従らがいたからこそでもあり、その点現皇太子は気の毒でもあります。

今の皇太子、雅子妃が天皇皇后になる時、日本の象徴として国民が皇室を必要と思うかどうか、
私ほどの皇室ファンでも心配にならざるを得ません。
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by nakayanh | 2009-04-15 00:17 | ニュース